風呂に入ってました。
頭を洗って、体を洗って、湯船に浸かって、歯を磨いて。
ええ、普通です。実に真っ当な風呂です。
何の問題もなく、風呂から上がりました。
暑かったので、玄関の隣りの窓を開けました。
開けた瞬間、
目の前に人が立ってました。
ギャ、ああああああああああああああああああああぁっ!!(マジ絶叫
と思ったら、友人HIROでした。
「・・・何やってんの?」
「遊びにきたよー」
「いや、
論旨はそこじゃない」
ともあれ、バスタオル巻いただけの状態だったので、ちょっと待たせて体を拭きます。
そこで奴を中に入れたんですが…恐ろしい一言が。
「いやあ、風呂入ってたから一服してたんだけど……
凄い独り言だねぇ」
「!!」
「何て言うか
キミの苦悩全てがつまってたよ」
一人暮らしと言えば、独り言。独り言と言えば、
油断の塊。
・・・殺るしかない。
とりあえず記憶を失わせるべく
後頭部を連打しようかと思いましたが、差し入れ持ってきたから許してあげる事に。
っていうか、なんだろうこの
内緒の日記帳を読まれたような後味の悪さは。
ひとつ弱みを握られた気分。