引っ張りだこ


 平日にはやれ授業だ、やれ研究だ、やれバイトだと忙しい私。週末はさすがに暇な日を作ります。
 そうすると友人たちも心得たもので、遊びの予定が週末に集中しちゃいます。
 今週の金曜夜は、昨日も書いた「お題」の締切日。みんなで感想会など開きつつ、のびのびとチャットをしてました。
 そんな中、夜の2時頃に電話が。
 何の電話だよ、と思いながら取ってみると、HJとHからでした。呂律の回らない口調と妙なテンションから、電話越しに酒の臭いが伝わってきます。
 そして内容は「今から遊びに行きたいんだが、どうか?」でした。
 …まー、確認の電話をしてきただけ良心的かなとか思いつつ、その日は気分がよかったのでOKしちゃいました。
 ここら辺、私も変人だと思います。
 あっちも断られると思ってたのか、素直に驚いてました。
 そして、俄然勢いづいたのか、こんな一言も飛び出しました。
「なあ、研究室の後輩も連れてっていい?

 おーまーえーらー!(拳を震わせながら)

 でも許可する変人の私(ぉ
 






 渡り廊下を蹴破る勢いで近づいてくる友人たち。まだ声も出さずノックも聞こえてないのに、彼らが来たことがわかりました。つーわけで、ドアを開放。
 案の定、べろんべろんに酔った友人たちがやってきました。来ると言っていた研究室の後輩は、帰った模様。
 それがまた物凄いテンションで、ドアを開けるなり代わる代わる喋る、喋る、喋る。
 九官鳥の如く、とでも申しましょうか。二人で落語でもやってんのかと思うほど絶え間なく研究室の先生への愚痴が続きます。

 う、うわぁ…

 とりあえず、私の中の一番冷静な部分が日記のネタ用に時間測っとくかと言ったので、時間を確認。2時半でした。
 ここでちょっと説明しますと、友人HとHJは同じ研究室です。
 そして、この二人の先生というのがまー、物っ凄いDQNでして。
 
 今まで彼らから聞いた話の中で印象的なものをいくつか挙げますと…

・その1
 友人たちは企業の人と共同研究をしていました(先生の言いつけで)
 真面目に働く友人と、企業の人たち。しかし先生は3日に一回仕様書を変更するので、研究は全く進みません。
 もちろん企業の人ブチキレ。
 とうとう「責任者を呼んで来い!」と言われ、友人たちは仕方なく先生を連れていきました。
 すると先生、その場につくなりすたすたと企業の人の方へ歩き出し、素敵なターンを決めて言い放ちました。
「君たち、何をやってるんだ!!」

 一同、ポカーン…

 全員が目を丸くする中で、先生は友人たちにひたすら罵声を浴びせます。人の話を聞いてたんでしょうか。彼らに呼び出された原因がわかってないのか、わかってないフリをしてるのか。
 …結局、企業の人も諦めたそうです。


・その2
 やはり企業との共同研究で、仕様変更を繰り返す教授(別の企業)
 しかし、そこの人はやり手でした。
 3度目くらいの話し合いの時、「これは○○っていう仕様の予定でしたね」(断定口調)の先生に対して、「いいえ、あなたはそんなこと言ってません」ときっぱり告げる企業の人。
 「いや、確かにそう言いましたよ」と尚も言い募る先生に向かって、企業の人が取り出したのはボイスレコーダー
 録音された音声は、2回目の先生との会話でした。一通り再生し終え、企業の人が言います。
「あなたの言うことは、何ひとつ信用できません」
 …どこのドラマですか、それ。


 まーその他にも、先生が主催する4年生の追い出しコンパで自分だけ金を払わなかったとか、HJが5分遅刻しただけで2時間の説教を食らわせる先生が担当の授業は必ず20分以上遅刻するとか、何の脈絡もなく「あの件どうなった?」と訊ねてくるとか、色々と。


 で、今日酒飲んで荒れまくってるのも、また何かあったのが原因らしいです。話の内容は覚えてますが、書いて面白いものでもないので割愛。
 二人とも、酒が入ってるとは言え、大人です。私が怒涛の愚痴ラッシュにグロッキー気味なのはわかってるようですが、怒りのあまり口が止まらないようです。
 私もその辺りは大人なので、時には宥め、時には火に油を注ぎつつ、話を聞いてました。
 そして3時半頃に、喋り疲れた友人Hが崩れ落ちました。敷布団が一枚しかないので、下半分で体を曲げながら、毛布に包まって就寝。
 その頃やっと溜飲の下がったHJはようやく普通の話を始め、4時頃に寝ようということに。
 …それはいいんですが、HJが何だか寝るのを渋ります。こいつは何でこんなに元気なんでしょうか。
「何で寝たくないんだよ」
 と聞くと、顔をゆがめながらこんな事をのたまいました。
「だって…おまえと寝ると何か危ないし

 人を何だと思っとるかこんガキャぁ。

 危ないて! 三度の飯より女好きと言われるこの私に危ないて!充分危険
 面倒だったので、押し入れに蹴りこんでやりました。





 そして翌日、二人は妙に反省していて、飯おごってもらいました。
 この辺りよく餌付けと呼ばれますが、その通りなので反論できません。
 まあ、私は愚痴聞くことくらい、かまわないのですよ。あそこで聞いておかないと何かが破裂しそうな勢いがあったのがわかりましたし。
 そんなわけで特別気を使ってもらわなくてもよかったんですが、あえて気を使えというならお隣さんは怒ってるんだろうなぁという。
 その内直訴されそうで怖いです。
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by udongein | 2005-10-31 16:26 | 日常


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