先生、感が鋭すぎ


 あ、そうそうその前に。
 BBS消しました。ちょっと前から、出会い系とかの広告をバッシバシ張られるようになったので。
 こんな4年かかって14kHITなホームページのBBS狙わんでいいやんと思いましたが、削除もアク禁も限界なので消去。
 用事はコメント欄にでも書いてくださいな。
 …トップページが凄い寒々しくなってるけど。


 さて、今日は研究しておりました。
 と言ってもメインはM2の先輩で、私は小間使い。相変わらず楽な研究室です。
 それでもまあ、真面目にやってたんですが…先生、私、先輩の3人でいる部屋に、ノックの音が。
 やってきたのは…あれ、HJの後輩?

 …ここで説明しましょう。現在M2(マスター2年)の友人HJには、先生から直接指導を任されている4年生の子がいます。
 この彼、友人が師事する理不尽・無理解・我が侭がウリの教授徹底的に反抗したといういわく付きの人物でして……入ってきた時、すぐにわかりました。
 まあ、先生に説教喰らった事にブチ切れて「無理です」「できません」「辞めさせてください」を繰り返し、ついには研究室で毎日ゲームやってる人物ですから、さすがに覚えます。
 で、その子が部屋に入ってきて、こう言ったんです。

「先生…僕、今の研究室辞めて、先生のところの院生になりたいんですが…」






 私はそれをさらっと聞き流したんですが、先生はかなり驚きました。
「え、ど、どういう事?」
 いや、そこまで動揺せんでも。
 しかし、彼の説明が進むにつれて、私も微妙な面になってしまいました。
 以下、彼の説明。

「えっと、俺、S先生の研究室に推薦で入ったんですが……ちょっと自分には合わないと感じたんで、先生の所の研究室に入りたいと思いまして」

 ちょwwwおまwwwwwww

「えーと、それは担任の先生にまず相談した?」
「はい。そしたら方法が2つあって、ひとつが「先生とうちの先生、双方の合意があればできる」っていうのと、もうひとつは「後期の院生試験に受かればいい」らしいです」
「で、君の今いる研究室のS先生は何て言ってるの?」
いえ、まだ言ってません

 うわ……天然かコイツ。
 推薦で院試受かったって事は、試験が緩くなる代わりに誓約書を書かされてるはずです。
 後で友人に聞いてみたら、案の定「確約書」にサインをする事になっていて、それを破る場合には相応の理由が必要だ、との事。
 彼の相応の理由は合わないから。
 いやね、キミ院試落ちた人に謝れ。
 しかも順番間違ってるだろ、と。
 普通の順序なら、

・担任(可能かどうか)
 ↓
・自分の先生(まず身内からだろう)
 ↓
・担任(内容が内容だけに、先に話を通してもらう)
 ↓
・ウチの先生(担任と先生の合意を得た上で、お願いに行く)

 このプロセスの真ん中全部すっ飛ばしですよ。
 そりゃビビりますって。先生もひたすら苦笑い。
 それでも人がいい先生ですので、とにかく話を進める事にしたみたいです。

「まあ、それは保留にして…なんでうちの研究室を選んだの?」
 ここで彼、少し言い淀み、
「えっと、俺いま磨耗試験をやってるんですけど……そういう小さい研究よりも、もっとシステムとか全体的な事をやりたいんです
はあぁ!?

 最後の先生の叫び声が全てを物語ってますね。

 あんまりと言えばあんまりの展開に私が半笑いになってると…先生がそれを目ざとく見つけました。
 と、先生の眼光が鋭く光りました。
「あれ、もしかしてキミら知り合い?
「あ、はい…研究室で時々顔を合わせます」(友人の研究室では全員に顔覚えられてる(死))
「ちょ、Zくん…うちの研究室楽だとか言っただろ!?

 先生、ご明察です。

「キミね、うちの研究室が楽だとか、そういう理由で来られちゃ困るんだよ。そういうの絶対ダメ。Zくんも他の研究室でそういう事言うなんて、何を考えてるの!?」

 ヤバイ、とばっちりが。
 どうしよう、先生鋭すぎだよ。茶飲み話で語ったうちの研究室のヌルさを性格に把握してるが如く、お茶会を開くのは「リラックスしていいアイディアを出せるように」だと、ゼミが一週間に一回しかないのは「僕自身が研究者だから、自分の研究で構ってあげられないこともある」からだと、卒研が今の時期も始まってないのは「学会が多かったから仕方がない」のだと…説教タイム突入。
 そして先生は一旦彼を追い返し、彼が出て行くと同時に担任に電話。
 半泣きの表情で「さっきこういう生徒が来たんですが…拒否権ってありますよね?」と言う先生は目が据わってました。
 で、電話が終わったらまた説教。
 私も保身に一生懸命でしたので、彼の伝説のエピソードなど語りつつ、どうにか話を逸らして退室しました。
 ここら辺私、ちょっとグロッキー気味でしたが、研究室に戻って自分の携帯を見てみると、友人HJからメールと着信が。
 内容は「ウチの子が迷惑かけたね」でした。
 苦労してるなHJ…


 しかし、恐ろしいのは彼の行動力と、先生の勘の鋭さです。
 私の含み笑いを見て、彼との関係を即座に把握したと思ったら私がどこで何を言ってるか全て見破るこの恐ろしさ。ただもんじゃありません。
 …まー、自覚があるからなんでしょうが。
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by udongein | 2005-11-16 01:19 | 日常


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