昨日は大安吉日だったそうです


 宝くじの店が、これ見よがしに広告してました。大安吉日。平たく言えば、今日はいい日ですよー、と。
 そんな私、昨日は寝坊しました。出かけようと思ったら、カギがないのに気づきました。10分以上探した後で、スーツのポケットに入ってるのに気づきました。
 それでも間に合いそうだったんですが、電車内で猛烈な腹痛に襲われ、東京駅で下車。上司に「急な体調不良で10分ほど遅れる」とだけメールして、地獄に突入。
 で、出社したら上司がたいそうお冠で、私の机の引出しがカラになってました。
 あああああまたやっちまった……
 私今、金融系のところで働いてるんですが、金融系と言えばセキュリティ、というわけでいつも帰る前に引き出しのカギをかけて帰らなきゃいけないんです。
 それを忘れたのが私、4回目。
 仏の顔も三度まで、とは言いますが「いい加減にしろよ、おまえ」とまで言われるとさすがにヘコむこと山の如し。
 んで、昼にはあまり好きでない同僚にしつこく絡まれ、一緒に飯食いに行こうと言った挙句に地下道で迷い、30分歩き詰という地獄を味わいました。



 あーもう、こんな状況を誰かに愚痴りたい! ほんのちょっとでも共有して、冗談で笑い飛ばしてしまいたい。
 そんな私が選んだのは、友人HJでした。
 彼は私の同僚とは比較にならないくらいえげつない奴に好かれ、ことあるごとに「課題写させてください」だの「お風呂行くんだったら、その間あなたのパソコン使わせてください」だの言われ、一時ノイローゼになってました。
 ああ、そんな彼にちょっとこぼして、世間話にでも発展させるかーとメールを送ったのでした。




 はい、そんなわけで、送ったメールはこれ。

 件名:嫌いな仕事仲間に好かれる恐怖を実感。

 内容:マジうざいんだが。おまえと違ってそいつがちょっと使えるやつなのが、また救えない。


 ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと!
 うわーヤベー、送ったあとで気づいたけど、何ケンカ売ってるのよ僕。
 旧交を温めようと、ちょっとメールを送ったつもりが何この絶縁状。
 私がこんなメール送られたら、悩みますよー。2週間以上連絡取ってないはずの友人から、突如投げつけられる、白い手袋。
 っていうか俺は、本当に成人男子か。

 というわけで、すぐに弁解のメールを入れました。
 それがこれ。



 件名:ああ、すまん

 内容:おまえの場合と違って、だな





 ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと! ねえ、ちょっと!(滝汗

 うわー、何だこれ。何だこれ!
 フォロー違うよ。むしろ火に油だよ。 100年の恋も冷める勢いだよ。

 しかし私はその頃、日本橋の三越でバームクーヘンを買ってる最中でした。
 なぜかこの時のほほーんと構えてた私は「あれ、何か変なメール送った?」くらいにしか思っておらず、並んだバームクーヘンを買って、ふと携帯を見るとHJから着信とメールが。
 め、メールの方は後で見るとして、とりあえず電話です。
 プルルルr、チャッ。

「もしm――」
いやー酷いですねあなたー、ケンカ売ってるんスか?
 はわわわはわわわ。
「いや、違うんですよ。僕の話も聞いてくださいよ」
「もうね、携帯が鳴ったから見てみたら、珍しいやつからメールがきたもんだと思って確認しましたよ、そしたらあれ? 俺って使えないやつ? みたいなね」
「ちょ、待…」
「うん、とりあえず電話してこなかったらもうホントどうしようかと思ってたけど、いやー危なかったですねー首の皮一枚で繋がったぞコノヤロウ」ブツッ
 ツー…ツー…ツー…



 あー…文章だけ見てると絶望的ですが、一応和解成立です。
 理由がこれほどくだらなくても、怒り冷めやらないのも仕方ない。白い手袋叩きつけて、「ごめん、人違いだった」とか言っても、タダじゃすまないですからね。




 というわけで、たったひとつのメールから、あわや友情崩壊の危機だったわけですが、ここでちゃんとした意味になるよう、清書してみましょう。青文字が原文です。



 件名:嫌いな仕事仲間に好かれる恐怖を実感。

 内容:そいつ、マジうざいんだが。しかも、おまえの同僚の場合と違ってそいつが全く無能ってわけでもなく、ちょっと使えるやつなのが、また嫌い切れなくて救えない。


 は し ょ り す ぎ た 。
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by udongein | 2006-07-21 07:36 | 日常


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