最近の私


 仕事が一段落したら、次のテストが入りました。
 終えたテストも責任者が忙しいので、放置状態。これ、間違ってたらまた後で直すの? ダリーんスけど。
 金曜で終わります! って宣言した仕事が結局終わらなくて、明日もまた6時起きです。土日くらいじゃ疲れなんてとれねー、みたいな。

 あ、そうそう。そんなアホ話はどうでもいいんですよ。
 今日はちょっと面白い本を読んだので、テンション高め。
 ブツは吉崎観音の『ドラゴンクエストモンスターズ+』
 吉崎観音は少年エースで『ケロロ軍曹』を描いてる人です。ドラクエ1しかクリアしてない私がこの本を手に取ったのは作者繋がりからで、期待したことと言えばお色気という、割と絶望的なスタートだったんですが……いやさ、ハマるハマる。
 作者が上手いのか、ドラクエの世界観が凄いのか。ちょいと知ってる知識を頼りに読んでいくと、ドラクエがやりたくて仕方がなくなってくる。ヤバイ、ドラクエやったことある人に、読ませたい。
 基本はガキが張り切って、モンスターが張り切って、問題解決。今日もお江戸は日本晴れ! みたいな内容なんですが、一人で孤独に戦うドラクエ1の勇者とか、化け物を倒した化け物と言われて国を抜け出すドラクエ2の勇者とか、とてもとても子供向けとは思えない内容のよさがあるんですよ。
 打ち切りだけに最初の方の複線が何も解決してないんですが、それでも部分部分の完成度がメチャクチャ高いです。

 しかし、ドラクエとFFがRPGの二本角と呼ばれてますが、世界観の奥深さとファン層の厚さではドラクエが二歩も三歩も抜きん出てますね。
 これは前作の世界観をしっかりと反映させて、出版社を作って物語の幅を広げたエニックスの戦略のよさだと思います。スクウェア最高! と叫んでた頃の私はネームバリューを使った汚い小遣い稼ぎと馬鹿にしてましたが、それが結果的に凄く良質のファンを生み出してる気がします。

 ドラクエで遊んだおっきなお兄ちゃんが、会社公認で漫画を描いてくれ! と言われたのが『ドラクエ漫画劇場』や『ダイの大冒険』だったと思うんですよ。作者としてはもう、「俺がどれだけドラクエを楽しんだか聞いてくれ!」って感じで張り切って描くわけです。それってオタクの趣味トークと同じなんですよ。
 ドラクエオタが集まって「世界の半分をおまえにやる、って言われたら絶対に1度は「はい」を押すよな」とか語ってる次元なんですよ。
 だから、ドラクエオタがドラクエ漫画を面白いと感じてしまうのは、ある意味当然。
 しかも恐ろしいのは、これが「商業ベース」だってことです。同じ趣味の奴に向かって、ある種気ままにダベり続けるのが「オタトーク」だとしたら、こちらの漫画化というのは「ドラクエオタの普及活動」なんですよ。
 例えば、納豆嫌いな奴に納豆食わせるのって、なんだか楽しいですよね?
 普及活動ってのはそういう妙なヨロコビに満ち溢れてるんですが、これをプロの漫画を描ける人間が、面白さを伝えるために考えて考えて考え抜いたのがドラクエ漫画なんです。だから、その作品がどんなにつまらなくても、妙なワクワク感に満ちてる。モニタを凝視しながら、初めて電源を入れた時の興奮がどこかにあふれてるんです。
 そして、積極的なメディア展開と共に育ってきたファン世代が、今の漫画界の中核になってきている。恐ろしいですねー。
 これが世界観を1作で使い捨てにしてきたスクウェアとの大きな差なんじゃないかなーと思います。


 
 とまあ、興奮と共に書き殴ってみたんですが、にわかファンならではの浅い話になってしまいましたなぁ。もっと内容とかに触れて語るとよかったんですが、ドラクエ1はクリア、ドラクエ2は海に入って絶望、3は……えっと、カジノのある町? くらいまでの記憶しかない私ですので、その辺りはご勘弁を。
 そして、そんな人間でも面白いと感じさせるこの一冊(全5巻)、見かけたら読んでみてはいかがでしょう? 思い出の数だけ面白さが増すと思います。
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by udongein | 2006-09-10 22:52 | 日常


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