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 漫画家の横山光輝さんが亡くなられました。



 タバコの不始末からボヤが出て、全身火傷を負ったのが直接の死因のようですが、心筋こうそくと肺がんの手術などの影響か、最近は寝たきりだったようです。
 私の年代だとマジンガーZは見れませんでしたが、魔法使いサリーや三国志は知っています。特に私の三国志の知識は氏の漫画によるもので、何やら感慨深いものがあります。
 この間のいかりや長助さんの死去といい、自分の知っている著名人が死んでいくのはなんとも寂しい限りです。





 しかし、横山光輝と言えば、否応無しにジャイアントロボを思い出してしまいます。

 きっかけはとあるMAD。
 忍者の「お祭り忍者」という曲と共に流れるアニメーションはどうにもかっこよく、友人に見せたところこれも好評で、我々の中で「なんだかかっこいいアニメ」という印象がありました。
 すると数日後、友人がいきなり「借りてきたから見ろ」というので、ありがたく拝見したのですが……MADのかっこよさと微妙にずれたそこはかとないチープさが全開で、半笑い半呆れの微妙な顔で見ていました。
 が、面白さがあるのも事実。
 おかげでかなり真面目に見てたんですが、話の半分くらい見てオチが分かっちゃったのが致命的で、ラストは予想通りの展開だったために感動もなく、逆に言い当てた私に友人が感動する始末でした。
 そんな中、一際輝いていらっしゃったのは、なんと言っても衝撃のアルベルトでしょう。
 両手から衝撃波を繰り出すその勇姿。
 機能美を感じさせるその眼帯。
 友の敵討ちに燃えるその心意気。
 誇り高く散ったその最後。
 主役なんぞ、彼の輝きに比べれば塵芥でしかありません。


 そんなわけで、横山氏の冥福を祈ると共に、あらためて衝撃のアルベルト様の冥福を祈っておきます。
by udongein | 2004-04-16 23:53 | 戯れ言


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