一人暮らしで熱を出すと、どうにも埒が開きません。
粥を作るのも自分、汗を拭くのも自分、濡れタオルを絞るのも自分。
おちおち寝てられん。
こんな時に膨らむのは漢の浪漫です。
茶筒を擦ると煙と共に腰まで伸びた
金髪ストレートの美少女が現れて「何かご用でしょうか? ご主人様」などとのたまい、つきっきりの看病をしてくれたりしねぇかなぁと思って茶筒を擦る毎日です。
いや、
本当にやってるわけじゃないが。
でもやっぱり、妄想くらいはします。都合が良ければ何でもいいですが、おばさんよりは美少女が良い。美少女なら、自分の好みにぴったりの者が良い。妄想が妄想を呼び、いつしか絶対にあり得ないシチュエーションで頭が一杯になります。
こんなん想像した状態で眠れるか。
落ち着かせてしまえばいいのですが、病状を悪化させる畏れがあるので、避けたいところです。となると、眠れません。私の風邪が直りにくい理由がここにあったりします(ぉ
皆は大人しく寝ましょうね。