CDを整理してたら、Janne Da Arc のCDが出てきました。 おぉ…我が大学時代の象徴よ… Janneは私が誰から教えられるでもなく、誰かに合わせるでもなく、ラジオで耳にしたことがきっかけでCDを買い漁った最初で最後のバンド。彼らが新曲を出すたびに狂喜したものです。 曲が好きだった、ってのもあるんですが、何より歌詞に惹かれました。基本エロベースなんですが、貪るように体を求めても得られない相手の心、みたいな恋愛感が非常に好みで。女の小さな所作にいらついたり毒づいたりしながら、どうしようもなく相手にのめりこんでいく詞が、面白い小説を読んだ後みたいな気持ちよさを与えてくれました。 そんなわけで、彼らがメジャー受けに走るまで追いかけた中から、自分の好きな曲とか語ろうかと。 もう、一見さんお断りというか、なんというか。むしろ、誰にも入り込めない領域というか。 ・RED ZONE デビュー曲です。この曲を聴いて、受験が終わった頃の自分は慌ててCDを買いにいきました。 独特の巻き舌と独特のリズム、切り方なんかに胸を鷲掴みにされた気分でした。 他の曲を聴くと見劣りしてしまいますが、このバンドってどんな曲書くの? って聞かれたら迷わずこの曲を聴かせると思います。 ・- 救世主 メシア - 2ndアルバムに収録された、ジャンヌ・ダルクをテーマにした曲。 1番の歌詞が本当に、戦記ものの小説の第一章みたいで、メチャクチャかっこいいんですよ。 「私は今ここに誓う あの神の名において」 って節から始まる戦争の描写が最高。「涙を剣で拭いて」の所で身震いするほど興奮しました。 ・curse 3rdアルバムの曲かな。 体目当てと小馬鹿にしたような詞から入って、ある日突然相手の重要度に気づいてもがき苦しむ男の話。何をやっても満たされなくて「クソったれ、これはあいつの呪いだ」って毒づきながら、狂おしいほど彼女のことを求める様が素敵。 重低音で押さえつけるような曲調も雰囲気が出ていて、面白い。 ・Dear My・・・ 2ndアルバムの曲。 虫の声と、静かなギターから始まる語り口調の歌。 夜に二人っきりの部屋で、一日のことを語あい、「おやすみ」と言って寝かしつける、しっとりと落ち着いて優しい曲です。 作詞家はかなりのロマンチストだな、と感じます。 ・Dry? 女性視点の曲。 男に誘われて、体を預けて、一夜を共にしながら、男の動作ひとつひとつに、自分の動作ひとつひとつに傷付く様を、早いテンポで歌い上げていきます。 昔の男との別れに傷付いて、自分を痛めつける様を描いた、切ない曲です。 ・Heaven's place これも穏やかでロマンチックな曲です。 寝ッ転がってじゃれあいながら、将来のことを語り合って「ずっと一緒にいよう」なんて言う曲です。 ・Labyrinth 超エロい曲。直。歌うだけでセクハラ扱いされる。 5分かけて、ひたすらやってるだけ。歌詞はまるで官能小説。 でも、凄く歌いたくなる。 ・Liar 内気で自信のない男が、惚れた女と釣り合いが取れるように強がってハッタリをかまして、頑張る歌。 ハッタリでも何でもいいから、弱いボクを変えて、キミの理想の男になるんだ! っていう曲で、聴いてると元気になれる。 ・Lunatic Gate 2ndシングル。 入りから曲から歌詞から、この曲が一番かっこいいと思う。 歌詞もメチャクチャエロかっこよくて、男と女が体を絡ませあいながら、相手の本心を探りあってる、っていう…しかも、お互いが遊んでるわけではなくて、彼女の真剣な仕草とか、ちょっとした男の本音とか、臆病さと見栄の混じった求め方がすでに1本のストーリーになっていて最高です。 いつかこの曲みたいな深い物語を書いてみたい。 ・Mysterious こちらも相手の心を探ろうと躍起になる男の歌だけど、いたずらっぽくて奔放な彼女に振り回されている男の、まったくの別物語で面白い。 相手の心情を推し量れるような描写がないだけで、男の立場がガラリと変わってるのが凄い。 ・・・と、ここで眠気が限界になってしまった。 まだ半分も終わってないので、にょこにょこ付け足すかも。
by udongein
| 2007-01-27 01:58
| 戯れ言
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