帰省してました


 もはや、帰りますとすら告知しないこの日記が消える日も近い!?
 いやしかし、少数ながらリピーターがいるんだよなぁ。
 今後も細々と続ける予定。


 で、実家に帰って色々ありましたが、とりあえず兄から勧められて見たDVDを簡単に紹介。
 なにせこの時間だからな。
 うっかり遊びすぎた。明日仕事なのに。


○トゥルーマン・ショー
 何とか島に住む、保険屋の青年トゥルーマンの何気ない日常。
 しかし、常日頃から彼は、その日常にどこか違和感を感じているのでした。
 まるでそう……自分が常に監視されているような感じ。

 実はトゥルーマンという人間はテレビ局に引き取られた孤児で、その誕生の瞬間から、今生きるまでの全ての記録をカメラで記録され、全世界に向けて放送されていたのでした。
 町の人は全て役者。トゥルーマンの生活圏以外の建物も道も存在せず、電車も飛行機も飛ばない。
 彼の恋人も両親も、彼らが培った愛情も友情も、全て作られたものだった、という内容。

 これが最初、実に嫌な印象を受けました。
 何ていうか、私はこう、理不尽に決められる物事とかが大嫌いなので、恋人の選択権すら与えられないその世界観が不愉快だったというのがありまして。
 しかし、世界がおかしいと感じると同時に、真実を知ろうと行動する姿は、なかなかのものでした。
 見終わった後はその不快感も消え、清清しい気分になれました。
 よくできた映画で、面白かったです。


○ビッグフィッシュ
 青年の父親は、ものすごいホラ吹き。
 彼は息子に、「おまえが生まれる晩に、湖の近くに住む化け物魚を、結婚指輪を餌に釣り上げたんだ」といつも言っていました。
 子供の頃は興奮する話でも、歳を取るにつれて何度も何度も聞かされる父親の話を、青年は次第に荒唐無稽なホラ話と蔑み、嫌うようになりました。
 青年は自然と父親に会わなくなりました。
 そんな折、青年の父親が病気で長くないことを聞かされます。
 もはや直ることのない病気。死の淵に立つ父親に、青年は「真実の父さんが知りたいんだ」と語ります。
 しかし父親は「私は常に真実を語ってきた」と言い、少しも譲りません。
 青年は父親と語り、古い父親の知人と語り、真実を得ようとします。

 調べるにつれ、父親の話は脚色が多々あるものの、ほとんどが真実であることがわかりました。
 青年が生まれた時に魚を釣り上げた話は、全くのホラでした。しかしそのホラも、愛情とユーモアに溢れた産物だったのです。
 それが明かされる部分の台詞があまりにも良かったので、印象に残ってます。
「キミが生まれた日のことの、真実を教えてあげよう。
 キミが生まれた日は、予定日よりも1週間前だった。その日、キミのお父さんは仕事で隣りの州まで出ており、連絡がつかなかった。
 お産は何の問題もなく、スムーズに行われた。そしてキミのお父さんは、誕生の瞬間に立ち会えなかったことを残念がった。
 あの頃のお産は、父親が分別室で一晩中待つ、というような習慣はなかったから、別に立ち会う必要はなかったし、何の問題もなかった。
 しかし、キミのお父さんは、誕生の瞬間に立ち会えなかったことを、それはそれは残念がった。

 …ま、こんなところだ。
 今の話と、キミのお父さんの話。どちらが好きかと聞かれれば、私はお父さんの話の方が好きと答えるがね。」

 こうして青年は、父親の真実の姿を知り、父親の言葉に嘘偽りがなかったことを知り、父親を看取るのです。

 ラストはかなり感動もので、自然に涙が出てしまいました。
 感動できる話を教えてくれ、と言われれば、まず自信を持って勧められる内容です。
 父親の人物像が見えてくる中盤あたりから、物語に期待する内容とあかされていく真実がマッチして、グイグイ引きこまれます。
 レンタル屋などで見かけたら、ぜひ見てみてほしいです。



 では、今日はこんなところで。
 おやすみなさい。
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by udongein | 2008-01-04 02:32 | 日常


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