カテゴリ:週間簡易漫画レビュー( 25 )

今日の漫画レビュー(2014/04/13)

不定期なので、ちょっとタイトル変えてみた。

A:大変面白かった(続きを問答無用で買うレベル)
神のみぞ知るセカイ(25)[若木民喜]
おお、次回完結か…この25巻も楽しませてもらったし、ラストが楽しみじゃわ…
エルさん微妙に会話が死亡フラグっぽいけど、ラストはまた妹として戻ってきたりしないんだろうか。
アリスと蔵六(3)[今井哲也]
今回の話は、人物の背景に黒い話を入れてくるなぁ…それはそれで良し。
さなちゃんが日常生活に適応し始めてるのは中々素敵。
スピリットサークル(3)[水上悟志]
今回のエピソードも素敵だった…やっぱりバッドエンドよりハッピーエンドの方が好きだわ。
過去生で自分が命がけで守ろうとした妹が、現代で直系の子孫がいて自分の友達って知ったら、そら号泣するわ…思わず涙ぐんだ。
キン肉マン(46)[ゆでたまご]
悪魔将軍かっけえwwwwwwもうこうの地獄の断頭台見るだけで飯がはかどる思いですよ。
っていうか毎度読む度思うのが「あれ…こんな話だったっけ…」なんだけど、この人の作品の場合、俺の記憶があいまいなのか、この人がいきなり設定追加したか、どっちか分からないのが実にゆでらしくて良い。
アルスラーン戦記(1)[荒川弘]
古い作品だからちょっと心配だったけど、全然おっけー面白い! 荒川絵で語られる本格ファンタジー! ヒャッフー胸が躍るぜ!
なんつーか、だいぶ前に読んだ国を滅ぼされた王女が密かに従者と抜け出して国を再建するために竜の血を引いた従者を集める! とかいうunkファンタジーとは1巻1話からして面白さが違うんだよなー。
大陸最強を謡われた精鋭騎馬隊が大敗北を喫する展開にしても、その後の軍の動性とか、敗北の中で見せる兵士達の強兵っぷりとか、いいファンタジーにはちゃんとその辺り、設定のひとつひとつに対するフォローがあるのがいいんだよな。素直に話を飲み込める物語の見せ方というか。
2巻が早くも楽しみですわ。
ラブラブエイリアン(1)[岡村星]
シリウスコミックスで誘爆発作っていう娘を殺した殺人鬼を追い詰めるガチサスペンスを描いてる新人さんがギャグ漫画描いてたので、即買い。
会話だけでストーリーを進めていく感じなんだけど、この会話が酷い。もう完全に女の会話。
ある日突然宇宙人が家の窓を破って進入してきたのに、その騒音を聞きつけてやってきたアパートの住人との会話が「凄い音したけど大丈夫!?」「なんか宇宙人の仕業らしいんだけど…ゴメン、自信ない」「窓ガラス割れてるじゃん。いくら宇宙人とは言え、これは酷いよね」「すいません。修復します」「そういや修復で思い出したけど、あれから石川くんとどうなったん」 ってもう男の話かよ!? っていうこのあまりの女会話に爆笑しました。
終始こんな感じで、文章も多目だったりするんですが、会話の妙もあって楽しく一気読みできました。
センゴク一統記(7)[宮下英樹]
前巻ラストからの、秀吉が何も考えずに走り出すだけで全員が走りだして戦況が変わるこの、まさに人たらしって感じの展開が中々胸熱だった。
あとこの、柴田勝家にお市の方を嫁がせた理由付けも面白い。




B:面白かった(続きを買うレベル)
シュトヘル(9)[伊藤 悠]
シュトヘルがスドーのことを考えるようになってからの、先の展開に対する予測のできないワクテカ感が出てきて、物凄く楽しみになってきた。
1巻読んだ時に感じた「輪廻転生の話にする意味あったの?」って疑問がそのまま「輪廻転生の意味をどうするの?」っていう期待感に変わった感じ。
レジデン都市505(3)[美川 べるの]
最終巻。いつもの美川節だったので変わらず楽しめました。次もきっとこんな感じなので、特に終わって特別残念とかはなし。
どうぶつの国(14)[雷句誠]
完結。割と綺麗に終わったので良かったのと、お綺麗な展開で全ての動物は肉を食べなくなりましたバンザーイ! じゃなくて、やっぱり肉を食べたい奴はその後も存在し続けるけどちゃんと選択ができるようになった世界っていうところが良いですね。
KEYMAN(6)[わらいなく]
わかってたことだけど、アレックスが単独でキーマンの謎を暴ける気がしねぇ…
あ、あと超重たい奥さん萌え。
はるまちダンス(1)[佐藤両々]
ほんわか女子高モノ。日常系の話として割といい感じ。でもこう、このヒロインのコンプレックス無駄に刺激してる会話が若干…
アイリス・ゼロ(6)[蛍たかな/ピロ式]
小雪ちゃんのこと意識し出したせいか、なんか微妙にイチャイチャ描写が増えていいですな…
それでいてこう、エロに走ったりしないところが逆に良し。
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(6)[谷川ニコ]
モコちゃんに同じ学校のとも…だち? が…。微妙にリアじゅうj…してないよな、うん。
安定して自分から非リア充への道を転げまわってる感じが素敵。
千歳ヲチコチ(5)[D・キッサン]
ヒャッホウ、やっと近づいたと思ったけどまだまだ相手の男の顔すら見れないぜ! じれったい通り越してワクワクしてきた。
姫のためなら死ねる(4)[くずしろ]
お、おう…また電波女が増えたぜ…どうなってんだこりゃ…
これで史実だってんだからマジ平安時代やんごとねえな…日本始まった! とか使い古されたフレーズに変わって「作家崇拝? その程度のエピソードは、既に我々が1000年前に通過した道だ…」とか言えるところが恐ろしい。
生き神のファティマ(2)[水島ライカ]
結局みんなでよってたかって女一人取り合った挙句、昔の恋人が転生した男をまた目の前で殺されるんかーーー! どんだけ不幸なんだよ生き神様。
終わって良かったです。とか後書きで言ってるけど、こっちは割とぽかーんだぜ…
つるつるとザラザラの間(1)[月子]
爬虫類好きの彼女と、爬虫類が嫌いだけど家が爬虫類専門店なので爬虫類の世話を頑張ってる少年のイチャイチャ話。
素朴だけどイチャイチャっぷりが素敵でよし。
危ノーマル系女子(1,2)[真田ジューイチ]
ヒャッコっていう漫画を描いてたカトウハルアキって人が別名で再出発っぽい。ん、んー? この作品は途中で投げ出さないといいなぁ。
無愛想で何の変哲もなさそうな主人公に複数の女が全力で矢印を向けててハーレムモードなんだけど、その内訳が殺人鬼、前世系ストーカー、ただのストーカー、マゾ、過干渉の妹という地獄絵図で、主人公ちゃんがもう何もかも諦めたかのように無表情なのが素敵。
なんだかんだで主人公も異常なので、なんかこう目立ったエピソードがなくても異常がフル稼働みたいな感じ。割と面白いと思う。




C:いまいち(続きを買うのを悩むレベル)
トリコ(29)[島袋光]
はいはい小松すげー小松すげー。
セントールの悩み(7)[村山慶]
なんか迷走してきてるような? 既存の設定の細かいところほじくっていった方がいいと思うんだがな…それはそれでマンネリなんだろうか。
宇宙兄弟(23)[小山宙哉]
つまらなくはないんだけど、あんま盛り上がってないのと、全てがトントン拍子な感じがなんとも。
天地明察(6)[槇えびし/冲方丁]
ん、んー…各エピソードをダイジェスト方式で並べてるような? 勿体無いな…もっと各エピソード盛り上げたらいいのに。
ToLOVEる―とらぶる―ダークネス(10)[矢吹健太朗]
蒼っといた割に、何の脈絡もなく唐突に発動したなダークネス。発動した割にエロくないぞダークネス。
いいからリトくんに千の触手を生やして操る能力と、彼の体の一部に触れた女が一瞬で絶頂を迎える能力を与えて、ハーレムを完成させるんだ。


D:つまらない(ブックオフに売却)
少年少女18禁(1)[くずしろ]
おおう、この人の悪いところだけ煮しめたような作品だな。すんげー読みづらくて詰まらなくて中途半端にエロ。
エロ強調したいなら、主人公にもっとムラムラさせるなりするべきじゃないのかなぁ…2話目にして他の作品と同じテイストでツッコミ係になってるから、他の作品よりぶっ飛んだ笑いもなくシチュ萌えもないただの平均的なエロになってる。
[PR]
by udongein | 2014-04-13 22:11 | 週間簡易漫画レビュー

今週読んだ漫画レビュー(2014/03/31週)

フォーマットを変えて見栄えがよくなったのはいいが、手間が多くて書く気が減衰したので、一度前のフォーマットに戻してみる。



A:大変面白かった(続きを問答無用で買うレベル)
孔明のヨメ。(3):
 諸葛亮孔明の嫁さんである黄夫人が主人公の話。3巻は塩と鉄の低下から始まる、荊州に仕掛けられた策略を暴いていくっていう内容。
 徐庶とホウ統は下っ端役人、孔明は無職。何かが起きているのに気付きながら何もできない状態で少しずつ調査を進めていったら、裏で糸を引いてたのが曹操の軍師:郭嘉だった、ってなった時の彼らの驚きと無力さが非常によく描かれてて、話に引き込まれてしまった。読みやすくて絵も淡白な割に、話の読ませ方が非常に巧みだと思う。
 そして影響力のなさを打開する手段が、沔南の名士である黄承彦の娘:黄夫人っていう、この要所要所で主人公を立ててくる展開の上手さがたまらんですわ・・・
 私のような横山三国志と蒼天航路ぐらいしか読んだことのない程度の三国志知識では、この徐庶なりホウ統の生活や孔明との友人関係などがいちいち新鮮で、非常に楽しいところ。
 あと、作中の随所に出てくる小話も素敵。董卓が調子に乗って作った新貨幣が物凄い悪銭で、その後の魏の経済を10年以上圧迫し続けるとか、作中でキャラが食べているものはこういうもので、お湯をかけるだけで食べられるインスタント食品だったんですよーとか、何やら細かいところを読んでるだけでも非常に楽しいのが更に良いところ。
 ちらっと劉備の姿も出てきたし、4巻以降も非常に楽しみ。
Wizard’s Soul ~恋の聖戦~(1):
 カードの強さが社会的なステータス! って世界で、親の借金を公式大会の賞金で頑張って返そうと、封印してた極悪デッキで戦う女子高生の話。
 ああ、この出すカード出すカード全てキャンセルされるバトル、昔やられたことあるわ・・・MTGの基本的なルールをちょっと教えられた後で、スターターパックを渡された初心者の俺に、マイデッキを用意した友人がガンッガンしかけてくるの。その後出会ってMTGを薦めてくる奴に限って全部この、とりあえず初心者をボッコボコにしながら「とりあえずやろう」「早くしろ」「やり方が違う」しか言わない連中だったから、MTG大っ嫌いになったなぁ…
 って、話が脱線した。
 まあそんなトラウマを思い出すぐらいヒロインちゃんのデッキが顰蹙かってるのは伝わってきたから、割とよく描写されてると思う。
 で、そんなヒロインにボコられて公式ポイントを奪われて無言で立ち去っていった、告白寸前の仲だった男友達が顔赤らめながら「ヤバイ…どうかしてる。あれだけやられて、余計好きになるなんて…」って独白見て、ああいつもの秋枝さんだと安心した。早くイチャコラして欲しいところ。
 あと、世界観に沿ったいいキャラ出してきましたね。デブで性格が悪いけど、カードが強い私はけっこうモテる。でも私にはカードしかない…私より可愛くてカードやってる女は、死ね っていうふとみんの台詞が超素敵。
 (…やりにくい…この人は、何か信念を持ってカードをやってる…)
 (私より可愛い女は、死ね)
 爆笑。


B:面白かった(続きを買うレベル)
ダーウィンズゲーム(3):
 期間限定イベントが始まって、中々盛り上がってきた感じ。周りがわっさわっさ殺し合いしてる中で「このゲームは生き残ることが最優先だから、逃げるのは正当な手段ですよ」みたいなキャラが仲間になったのはちょっと好みの展開。
 つい先日まで普通の高校生やってた主人公がいきなり熱血バトルするよりは、この逃げ回って頭を使って敵に近づいてく展開の方が読んでて楽しい。
実は私は(5):
 先生と校長が出ると話が盛り上がって良し。
 あとこの、ミカンが振られるシーンを描きながら、振られた後に結婚した将来を垣間見せることで、ミカンのヒロインとしての格を上げつつ、他のヒロインにも可能性が十分ある感じになってて良し。
 5巻過ぎても中々楽しく読ませてくれるなぁ。
ナポレオン ~覇道進撃~(6):
 おおっと、先生の悪い癖が出てきたぞ…だんだんノリがセキガハラになってきた。やばし。
 セキガハラは最初からぶっ飛んでるからこそ、三河武士がスクラム組んで巨人になったりする超展開を爆笑しながら楽しめるんだけど、今まで硬派に女の出る幕などないテーマは男らしさみたいにやってきたこの作品でやられると、かなりの確率で読む気がなくなりそう。
 今はまだセーフ。でも危ない。危ない臭いがする。
つぐもも(12):
 くくりちゃんマジくくりちゃん。やばいでー、ここにきて、俺の中のロリコン枠にがっつり食い込んできた。
 このまま最後まで死なないで欲しいなぁ。
たいようのいえ(10):
 悪くはないが展開がスローペースでじれったい。
 振られても諦めない大地くんは素直に応援してあげたいのと同時に、振られてほぼ諦め切ってるヒロの同僚の女…えーと、名前が出てこない…はまあもうどうでもいい。
事件記者トトコ!(2):
 何がどう面白い! っていうのはないけど、主人公の天然さとそれに振り回される感じがよくかけてて、割と楽しく読める感じ。
 あと、絵はかなり好み。
LASBOSS×HERO(3):
 割と楽しく読んでたけど、この展開は打ち切りだなぁ。残念。
 でもこう、いくらメタ作品とは言え、てこ入れで学園物にしちゃったのは致命的だったと思う。3巻前半読む気がなくなりかけた。
 で、打ち切り確定だからか何なのか、作者であり魔王として存在していた世界で、担当編集に魔王の資格を奪われてからの、ヒロインを助けに行くこの展開は若干胸熱で良し。
 余計な学園モノ入れずにもっと早くこの展開にしとけばよかったのになぁ…出し惜しみしすぎたのか、予定調和なのか。
漱石とはずがたり:
 読み方は「漱石」「問わず語り」(漱石の、聞かれてもいないことを勝手にくっちゃべる)。最初「はずがたり」って何だろうと思ってた。
 漱石が大好きで大好きで、漱石という人物が好きなので交友関係や弟子の名前は全て把握してるけど、作品は一冊も読んだことがないという変わった作者さんの、漱石をテーマにした話が延々続く感じ。
 私はこういう、誰々と誰々は交友があった、みたいな話をたどっていくのが好きなので、旧千円札の夏目漱石と旧五千円札の新渡戸稲造はなんとか塾の同期だった、みたいなこういう話は割りと読んでて楽しい。
 純粋な漱石の魅力については、この方の前の著書である先生と僕。の方が今のところ強いので、興味をもたれた方はそちらから読まれると良いと思われ。
 やってることはただのおっさん萌えだけど、その溢れんばかりの漱石愛が紙面から言葉からばっしばし伝わってくるので、なんかこう憎めないというかほほえましいというか、そういうところも中々楽しいです。




C:いまいち(続きを買うのを悩むレベル)


D:つまらない(ブックオフに売却)
アサギロ~浅葱狼~(9):
 アグネス仮面の頃からファンだったので頑張って読んできたが、一向に面白くないので終了。
 シリアス描くの本当に下手だなこの人…ギャグを入れるにせよ、締めるところは締めて欲しいのに、随所のギャグで全体が締まらない三文芝居みたいになってるのが辛い。
 あとこう、沖田くんなり近藤先生なりの凄いところを、揺るぎない精神! とか凄まじい技の冴え! とかじゃなくて良くわからん剣気! オーラ! みたいにやるから、なんかこうリアルさにかけた話になってるんじゃなかろうか。
 好みなところは凄く好みなのに、次のページですぐ間抜けなコマ入れたりするんだよな…残念だなぁ…




よし、まだ半分も書いてないが、手が疲れてきたので終了。
やっぱあれだわ。この形式の方が、少なくとも文章量やら体裁やら考えなくて楽だわ。
[PR]
by udongein | 2014-03-31 01:22 | 週間簡易漫画レビュー

今週読んだ漫画レビュー(2014/02/10週)

久々でございます。
書きたい、書きやすいものだけざっくりと。














A:大変面白かった(続きを問答無用で買うレベル)


タイトル:GA-芸術科アートデザインクラス-(6)
作者:きゆづき さとこ

相変わらず「女の子可愛い」より芸術・創作に主眼が置かれてていいですね。
話の内容もクオリティもまったく下がってなくて大満足。
全体通して楽しく読めましたが、特に「泣くのはお止め、シンデレラ」の場面がいかにも芸術学科の女の子のファインプレーっぽくてお気に入り。
何かの作品のファンになる瞬間って、こういう作品とキャラがマッチしたワンシーンだよなぁと思いました。


タイトル:
夕闇特攻隊(13)
作者:押切蓮介

最後にきてこの王道展開。たまりませんわ・・・
うつぼ神の力によって神になったミダレガミに攻撃が効かずに絶望したところで、死んだ花岡隊長の魂がやってきて力をくれる展開がもう最高。
ギャグベースから始まった付け足しみたいだった能力を最後の決め手に使ってくるこの展開、大好きです。
それと同時に、ミダレガミの生贄になって死んでいった魂達の中から花岡隊長が出てくるのを見て、あぁ、本当に花岡隊長は死んじゃったんだと実感しました。
10巻ぐらいで主人公が覚醒してから今までの展開が、もういちいち作品にハマってて関心するんだよなぁ。


タイトル:ハクメイとミコチ(2)
作者:樫木祐人

今回ものんびりのほほん素敵でした。あと、やっぱりハクメイは女だったんですね。
小人系の話の定番である間尺の違う世界観と、コミックビーム系の作家に多い写実的な絵がマッチして、紙面が見てて非常に楽しいのがいいところです。
ハクメイとミコチの性格の掘り下げもされてきて、二人の職人気質のこだわりみたいなものも面白いです。
オススメ。


タイトル:となりの怪物くん(13)
作者:ろびこ

12巻で綺麗に締めといて、続刊かよ! と叫びましたが、最後に短編的なものをまとめてこれで終了のようです。
そんなもん外伝とでもしとけよなーとかちょっと距離を置いて読んでましたが、好みの話があったので最終的な読後感は良い感じに。
小学生の頃の初恋だった姉の友達のお姉さんと、高校で教育実習生と生徒という形で再会。恋人がいると知ってまたひっそりと恋が終了するも、姉の結婚式に伴って再び再会。恋人がいないと分かるや猛アタック! 良い、大変良い物を見せられたぞ。
初恋。眼鏡美人。先生。姉の友人。人生において年上好きをこじらせた元凶とも言うべき憧れの女と再会。猛アタック。
ええでー、こういう話の作り方、大好きやでー!
少年主体の場面では年上の女性としての落ち着きを見せつつ、二次会で友人と語らう場面では普通に動揺を口にしたりしてる、その年齢相応の場面と顔を各所でよく描いてるなーと関心したり。
あと、無口無表情の美少年キャラの心理描写を、性癖やら友人やらの会話と結びつけて、男として非常に共感・理解できる姿に描いてるのがすごいと思います。
いいな・・・こういう話を描ける作家というのは、それだけでもう最高評価だな。
青島さんは本編で不遇だったので、ぜひともこの年下むっつり美少年とくっついてイチャコラしていただきたい。
他にもハルの兄との絡みなんかも好みだったので、次以降の作品もも積極的に追いかけていきたいと思います。


タイトル:軍師 黒田官兵衛伝(1)
作者:重野 なおき

信長の忍びを描いてる重野先生の作品。
この人の作品は歴史物を扱ってるにも関わらず話が重くもなく面倒でもないので、実に読みやすいです。それでいて、簡潔に描かれた地図や周辺大名との力関係が非常に分かりやすく、歴史上の事件がどういう流れで起きたのかがするっと頭に入ってきて素敵です。
あと「文献が極端に乏しいので、女性のキャラには創作の余地がある」という発言の通り、奥さんとの絡みでイチャつかせたり情景を描かせたりしてるのが面白いところですね。


タイトル:奇異太郎少年の妖怪絵日記(六)
作者:影山 理一

えーと、喧嘩回? 痴話喧嘩回? 一緒に暮らしている奇異太郎とすずの、平素の不満爆発といった感じでしょうか。
まあ結局イチャついてるだけなんですが。爆発しろ。
昔出てきた妖怪達が一発屋にならずに随所で絡んでくるのも良いところ。
個人的には「ぬっへっほ」の話がお気に入り。「何この肌触り! こいつ飼おう」「キモいから嫌じゃ」っていうこの温度差が妙にツボった。


B評価以降はこちら。
[PR]
by udongein | 2014-02-11 19:50 | 週間簡易漫画レビュー

今週読んだ漫画レビュー(2013/08/18週)

あ、飽きたらまた辞めますんで…
このボリュームの内容に4時間以上かかってしまったわい…
フォーマット変えた関係で縦長になったので、A評価以外は続き部分に入れました。









A:大変面白かった(続きを問答無用で買うレベル)


タイトル:屋上の君
作者:瀬川藤子

vivo!の作者さんの短編。
小学校の自分のクラスで仲間外れにされている春菜ちゃんが屋上で出会った幽霊(?)のかなえちゃんを巡る話。
この方の作品は何というか、それなりに重い話なんかをテーマに扱う時でも、押し付けがましくないというか、説教臭さがないというかで、肩の力を抜いて読めます。
この作品も仲間外れにされている春菜ちゃんが孤独を感じて辛い心情を吐露するような場面はありますが、仲良しになったかなえちゃんのおかげで常時辛気臭い顔をしているような作品になっていないのが良いところです。
作品としてはそこまで盛り上がる話の内容ではないのですが、この春菜ちゃんの豊かな表情や叔父さん達と会話する場面の内容がかなり好みで楽しめました。どこがどう盛り上がった! というよりは、全体通してじんわりと「いい話だった」という感じの満足感です。
日常系が好きな方は楽しんで読めるのではないでしょうか。


タイトル:焔の眼(4)
作者:押切連介

あらイヤだ、クロさんかっこいいワ…
強さ以外に興味はない、おまえのことなど忘れかけてたわ…と言いながらもこう、毎回ほんのり優しいところが素敵素敵。
で、一緒に来いといった女がこなくても微塵も気にする風もなく戦いにいっちゃうところも芯が通ってて良いです。
沙羅ちゃんがいきなり超絶パワーアップしちゃったのはちょいアレだったけど、エレノアと歪ながら助け合ったりする展開とか予想が出来なくて楽しい。


タイトル:となりの怪物くん(12)
作者:ろびこ

12巻完結。これ以上伸びたらダレるだろうなーと不安になってた辺りですっきり終わってくれた感があります。そういう意味でも高評価。
最後はほぼほぼ消化パートでしたが、蛇足もなく綺麗に終わってよかったです。無駄に誰かが事故ったり死んだり宇宙に行ったり盛り上がらない3年生編が始まったりしなかったのでほっとしました。
雫ちゃんもしっかり泣いたり笑ったりするようになったけど、やっぱり今までの無愛想っぷりが印象深くて笑顔のシーンが新鮮に見えたりして良いですね。ここまでしっかり無愛想キャラを描ききったのも素敵だったと思います。
あと、笹やんは頑張った。俺が笹やんだったら夏目ちゃんに見切りつけるか引っぱたいてた。笹やんマジ笹やん。
そして、断片的にしか描かれてない隆也くんの恋がいつか実るといいなぁ。作中のメインストーリーに絡みながらとうとう恋人の出来なかった大島さんと、無口無表情の小学生の可能性を期待させる一コマににんまりとさせてもらいました。
テーマはぶれず、キャラは個性がしっかりとしていて、読了後に清清しさを感じさせる、中々良い作品だったと思います。


B評価以降はこちら。
[PR]
by udongein | 2013-08-19 00:34 | 週間簡易漫画レビュー

今週読んだ漫画レビュー(2012/09/03週)

おおっとやばい、1ヶ月以上サボってたわ…


A:大変面白かった(続きを問答無用で買うレベル)


B:面白かった(続きを買うレベル)
ハヤチネ[1](じんわり面白い。岩手の郷土や歴史を絡めた田舎の生活の話で、日常系の鉄板も郷土風習系の鉄板も盛り込まれてて安定して読める。喘息持ちの主人公と、天真爛漫な金髪ハーフのヒロインとのコミュニケーションも中々。割と設定が盛りに盛られてるので作品全体がうるさくならないように気をつけつつ、上手に転がしていってくれると長く楽しめそうな感じ)

C:いまいち(続きを買うのを悩むレベル)


D:つまらない(ブックオフに売却)
とんぬらさん[7](そろそろアウト。個人的に、今回の新キャラみたいな、無自覚に暴れて物壊したりするキャラって大嫌いなんだよな…。しかも、学園生活を描くのが目的で終わりがないから、残り4人の兄弟も出てきて、学校の友人全員の家族関係が掘り出されて、毎回不自然に水着になったりするんだよな…終了だなそろそろ…)


ont color="#0000ff">()
[PR]
by udongein | 2012-09-02 21:16 | 週間簡易漫画レビュー

今週読んだ漫画レビュー(2012/08/06週)

A:大変面白かった(続きを問答無用で買うレベル)
山賊ダイアリー[2](今回は罠で猪を狩る話がメインかな。とりあえずプロ狩人すげぇって感じ。山の標高図に猪とシカの進行ルートを記入しながら、シカはイノシシよりも活動時間が早いから、一緒に使ってる道だとシカがかかっちゃう、みたいな設置ポイントの考え方がすごく面白い。あと、仕掛けておいた罠が勝手に解除されてたり、潜りの罠師がプレートつけないで罠仕掛けたり、と人間同士いかにもありそうなエピソードが多くてそれもまた面白い)


B:面白かった(続きを買うレベル)
江戸の検視官[1](絵と時代考証的なものは物凄くしっかりしてる。それに伴った江戸人情みたいなエピソードもよく描けてて良し)
獣医ドリトル[13](天才二人が並んで治療してる姿はなんとも頼もしくていい。扱ってる題材も相変わらず面白い)
紅[10](全体を通してエピソードや各キャラの掘り下げは微妙だったなーと思いつつ、結局この話のメインは紫ちゃん可愛いよ紫ちゃんなので、最後までブレずに紫ちゃんが可愛かったので良し。毒を食らって動けなくなった主人公が、紫ちゃんが目の前に現れた瞬間に回復して、敵の親玉にグーパンチ。正しい正しい。可愛いは正義。紫ちゃんと一緒の空気を吸うだけで無敵になる主人公。うんうん、この話はこれで正しい)
それでも町は廻っている[10](安定。安心。真田くん関連のエピソードは特に面白くて好き。三角関係にありながら、未だに全く修羅場になりそうもないこの色気のなさが素敵)
朱黒の仁[1](天地明察の作者の戦国もの。真田幸村が主人公。時代背景に沿った情緒みたいなのはけっこう出てて、雰囲気は割とある。敵を倒した手柄を立てたで盛り上がる話ではなく、苦境に立たされて疲弊していく姿の儚さみたいなのがメインになると思われる。ちょっと盛り上がりに欠けるのが難点。友人的には真田雪村などの主要登場人物の外見が若すぎる点(見た目、20代後半)、西軍を代表する立場にありながら全員がざんばら頭な点が時代考証として貧弱すぎるということで、投げ捨て対象だそうです。そこは私も大いに同意するところで、話はいたって真面目ですが戦国物というよりは戦国BASARAだなーという感じ(対象層は歴女)。それを「ジジイばかり描かれてたら読めるものも読めん」と取るか「ジジイばかり描いてこその歴史物」と取るかは好み次第)
となりの怪物くん[10](兄貴も中々いいキャラだよね。初期設定の、兄貴がすげー怖がられてた理由みたいなのも上手く繋げてて良し。不器用ながら、普通の相手なら「昨日はごめん」で済んじゃう話が、ハル相手だと明後日の方向に。周りがもどかしく思う気持ちもわかるよなぁ)
進撃の巨人[8](かったるい裁判の様子とか見せられなくてよかった。そういう分別のある作者みたいで安心。巨人の謎ばかりがドンドンと増えていって、何ひとつ事態が好転していかないのはちょっと読むのが辛い。でもこう、今現在広がってる風呂敷が面白く畳まれそうな予感がちょっとするので、今後も期待していこう)
でこぼこガーリッシュ[1](見た目が男にしか見えない長身の女性と、見た目が小学生にしか見えない小柄な女性の、大学生活の漫画。メインは外見に対する誤解と、二人の友情。何気に二人以外の人物の良さもあり、けっこう楽しんで読める。ビームコミックス特有の、ちょっと淡々としてる感じで好みが別れるかもしれない)
34歳無職さん[1](ささめきこと を描いてた作者さんのニート漫画。34歳にして勤めていた会社がなくなり、再就職の口の誘いもあったけど断って、1年間何もせずに暮らしてみようという話。会社辞めたくなるから、こういうのちょっとやめてほしい。私も金さえあれば、こうやって夕方まで寝たり、天井のシミや畳の目の数をかぞえてすごしたい(1ヶ月ぐらい)。とにかくこう、羨ましいというよりちょっと辛くなる感じ)

C:いまいち(続きを買うのを悩むレベル)
アリョーシャ![3](戦闘色が強くなってきた。作品のテーマとしては最初からこんな感じだったし、そこまでブレてはいないのかな。でもこう、個人的にはクローン3人わっさわっさと死んでいく展開よりは、更生して「お姉さま~☆」とかいう馬鹿能天気な追加キャラになってほしかったなぁ…そういう漫画が長生きしないのもわかるけど、そのうちヒロインの腕の一本でも飛びそうな現状よりは…)


D:つまらない(ブックオフに売却)
ONE PIECE[67](大変だ。つまらない。2エピソード連続でつまらないのは初だな。1エピソード辺りの話数はどんどん増え、一度に登場させる人数もどんどん増え、昔の強敵はかませ犬に。場面とキャラをばったばった動かすから視点も定まらない。困ったな…見所がない)
[PR]
by udongein | 2012-08-12 20:18 | 週間簡易漫画レビュー

今週読んだ漫画レビュー(2012/07/30週)

A:大変面白かった(続きを問答無用で買うレベル)
へうげもの[15](この辺りは毎週雑誌をチェックしては友人とメールを飛ばしまくってた神展開でした。それだけに、雑誌で爆笑しまくった柱の文句がなくなってたりしたのは少し寂しいところ。内容としてはもう見所満載ですが、石田兄弟の死に際が見事でした。特に弟の正澄さんの行動が見事で、まだ生きている者を逃がし、これから人が押し寄せるであろう入り口を掃き清め、今日死んでもう誰も手入れをしないだろう草木に水を撒き、先に切腹した者達に手を合わした上でその後の畳を拭き、微笑みながら腹を切る姿が茶人としても武人としても清々しさを感じさせる粋な最後でした。そして、超展開の数々。小早川秀秋が動かねー! ちょっとおまえ、あいつの茶の湯の師匠だから説得してこい、時間がないから投石器で空飛んで とかいうトンデモのノリを、50超えたおっさんどもが真剣に議論した挙句「極めて安全…とは言え、念の為申しておく。アデオス・アミーゴ」とか言い出すあまりの馬鹿馬鹿しさに腹筋が捻り切れるかと思った。で、家康は家康で女を断って今すぐにでも射精したいから全軍突撃とか褌一丁で命じた挙句、関ヶ原有数の見せ場である島津の本陣突撃にびびって糞もらしながら射精して、見開きでアヘ顔ですよ。どうやったらこんな超展開になるんだ。最高)
GIANT KILLING[24](今回はサポーターの応援団リーダーの過去話。試合だけでなく選手や経営陣、そして出資企業の副社長まで描くこの漫画は、みんなが力を合わせてひとつのチームだっていう作者のサッカー感が出てて素敵。確実に結果を出して、選手から信頼を得ている監督も、サポーターからは未だに裏切り者扱いされてる現状の根の深さが、今後どう変わっていくのかも楽しみ)
グラゼニ[6](契約更新の話が収録。ワイドショーのネタまで自分の金額に結び付けて年収アップを図る姿は、この漫画らしくて大変面白い。そのあと家で生意気言ったかと震える小物らしさも主人公らしくて楽しい。特にこの主人公の場合、自分の年収が強さに繋がると言っても過言ではないので、来期はもっと活躍をしてほしいところ)
RYU-FINAL-天の巻-(ストリートファイターのコミカライズ。時代的には2と3の中間ぐらい。掲載してたゲーメストの会社が潰れちゃって、初回絶版になってしまったのが、今はamazonで上下巻1000円…買うしかないでぇ! と購入。読むのに最低限の知識が必要だけど、私はけっこう楽しめた。かつてのライバル・ケンが家族を手に入れて強さを得たのに対して、かつて最強の強さ・殺意の波動を目にしながらそれを「間違っている」と言って強さを求めるリュウの悩んでる姿が素敵。拳ひとつに対する思い入れの強さなんかも、すげー泥臭いんだけど、見ていて好感が持てる)
RYU-FINAL-地の巻-(サガットが惚れ惚れするぐらいかっこいい。かつて殺意の波動に目覚めかけたリュウによって深い傷を負わされた男が、敗北のショックでボロボロの自暴自棄になった後、立ち上がる姿が超かっこいい。そして、同じ殺意の波動でありながら、相手を殺すことしかできない豪鬼と、痛みによって立ち上がるきっかけを作ったリュウの殺意の波動では、生み出す結果が根本から異なるところがまた素敵。何よりこの二人の、お互いを認め合って心から尊敬し合っているところが物凄くかっこよく描かれてるのが素晴らしい。確かにスト2時代、サガットの体の傷を見て「あーこいつリュウに負けたんだー」ぐらいに思っていたのを「貴様には、この傷が敗北の証にしか見えんのか!」って対戦相手に語るサガットにガツーン! と殴られた気分。リュウも自分が一度は倒した相手に対して「殺意の波動にも屈しなかった偉大な男」と、微塵も勝利を誇ることなく真摯に戦ってて、殺意の波動ですらその心を殺せなかったサガットによって道を指し示されてるのがもう最高。豪鬼との対戦も良かったけど、もうサガットとの対決がかっこよすぎて、これしか語れない)
千歳ヲチコチ[1](共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 の作者の平安時代もの。ヒロインが友人に渡すつもりで書いた個性的な手紙を、たまたま拾った男が戯れに文を返す…はいいものの、顔も滅多に明かさない、男女で文を交わせば求婚逢引と思われかねないこの時代で、すぐに文通が成り立つわけもなく、性別すら知らないままに話が進んでいくのが斬新。軽いノリながら時代考証的には結構説得力のある描写なのも面白い。あと、ギャグテイストらしく、宿直として詰めてた男のところにリアル怨霊がやってくる世界観に爆笑。登場キャラを現代風に砕けた雰囲気にしながらも、時代背景はそこまで崩していないので、実にキャラが面白くて読みやすい)
千歳ヲチコチ[2](2巻にしてやっと文通相手の手がかりが…とこう、主題の方については進行が進まない状態。いやでも、逆に面白いぞこれ。もどかしさはあるものの、間の話が面白いから待たされてる感じはないし、流れに無理がなくてもやっとしたりもしない。キャラのよさも変わらずだし、読んでて楽しい)
崖っぷち天使 マジカルハンナちゃん[1](魔法の国のロリコンという名の変態紳士に運悪く関わり、アラサーにして魔法少女になってしまった主人公の話。変態紳士が幼女のハートを射抜くために二足歩行の猫の姿になり、魔法のランドセルや変身お化粧セットを用意し、自分のほっぺたにキスをすると変身が解けるという手の込んだ準備がアラサー女性によって台無しに。いや、主人公は何も悪くない。変態がガチで変態なだけ。「おまえも、捨てられたのー!?」という変身の台詞と共に怒りの形相で変身し、変身を解くために変態紳士(外見:猫)をわしづかみにしながら、頬にべったりと口紅を押し付けるこの憎悪すら溢れてそうな描写が大変酷くて笑える。変身セットとかも、いろんな職業にコスプレ変身できて、かつ15歳歳を取るという地獄絵図になっております。ちなみに、1巻通して主人公の良かったポイント何もなし。哀れすぎて泣けてくる)


B:面白かった(続きを買うレベル)
裸者と裸者[1](世界恐慌によって日本に難民が押し寄せ、それをきっかけにした内乱が発生した世界の、戦災孤児部隊の話。小説のコミカライズ。資源の70%以上を輸入に頼ってる島国に難民が押し寄せるシチュエーションは疑問に思うものの、舞台が日本だと分かりやすいのでまあ良し。孤児の人権がないに等しい世界で、常に最前線の使い捨てで生きる孤児部隊の隊長が主人公なのは面白いとして、ロシアンマフィアと縁があって初回から大儲け余財ありまくりの状況は若干疑問が残るところ。あと、主人公がいろんな権力者に愛されすぎ)
裸者と裸者[2](昔一緒に住んでた叔母へのプロポーズは中々素敵。涙を流しながら「あなたは処女と結婚しなさい」って諭す娼婦の叔母が切なくてよい。結果としてはコテンパンに振られてるわけで、これから別の女と結婚してもこの出来事をすげー引きずるんだろうなーと思う)
のんのんびより[4](安定、安心。干し柿作ってるシーンとか、台風がきたからそのまま学校に止まるとか、相変わらず田舎らしさが良く出てると思う)
となりの関くん[3](ロボ親子ネタが一発で終わらず何度も出てきてるのは味があっていいなーと思う。ヒロインが関くんに逆襲するパターンが増えてきて、成長が見られるのはいいとして、そろそろヒロインは真面目に成績が落ちてそうで心配)
拝み屋横丁顛末記[17](大家さんと先代大家さんが大量発生して、凄い嫌な扱いされてるビジュアルはシュールで面白かった。100話以上続いてる話の主力メンバーが退魔札貼られてもだえ苦しむ姿はこう、地味に笑えてくる。他も長編が終わっていつもの味のあるギャグが戻ってきてるので、中々面白かった)
学園天国パラドキシア[8](ヒロインの扱いがもはや妖怪じみてるのが素敵。ドロドロ音を背負いながら、暗闇に顔だけ登場する妖怪が「あたしはこの漫画のヒロインさ・・・」って主張してる姿がこの漫画らしい馬鹿馬鹿しさで笑える。そして主人公はもはや枯山水。淫魔が目の前でしなだれかかってきたら1秒で説教かますとかこいつは本当に高校生なのか、いや、男なのか・・・グギギ)
flat[4](主人公の無責任さ薄情さにどうにも我慢ができない後輩と、そこを理解しつつ「あいつはああいうやつだし」ってあまり気にしてない友人達の温度差が素敵。主人公も他人から見たらどうにもやる気がなくて無気力なやつだけど、アキくんから見たら自分の一喜一憂にアドバイスをくれる優しい兄ちゃんなわけで、作中でそこまで嫌なやつにもなってないところが良い)
しくしくしくし[1](天神様の子供が旅をする4コマ。絵が可愛いし、話は割と面白い。狐のもふもふは正義ですよ。ただこう、旅の目的が明確でないので、気をつけないと惰性で続いて話のテーマがぼんやりしそう。続刊は買い)
椎名くんの鳥獣百科[3](ハシビロコウの描き方がリアルで中々怖かった。あと、後ろ頭がブルーベリーに見えるってのは盲点だったので、今度見てこよう。そういう鳥の描写についてかなりしっかり描かれてるのは単純に見てて面白くて良し。ただこう、フクロウなりハシビロコウなり、空を飛べる生き物を大学構内で放し飼いにするリスクが説明されてないので、見てて大丈夫かと思う。その辺り、放し飼いしても戻ってくるような習性があるなら、描いてほしいなーと思う)


C:いまいち(続きを買うのを悩むレベル)
裸者と裸者[3](北陸方面の鎮圧完了。スピードが早いのはいいのか、悪いのか。部隊の仕上がり速度と財源と地域の制圧速度がどうにも戦争ものとしてもやっとしてしまうところ。原作はもっと納得のいく描写をしてるのだろうか。けっこう面白いし、見所もあるんだけど、もうちょっと泥沼らしさを見せてもいいんじゃないかなーと思ってしまう。原作を読むか、続きが出たら買うのかは正直迷うレベル)
我妻さんは俺のヨメ[1](なんだかよくわからないけど、寝ると未来に行くことができる主人公。で、その未来ではクラス一の才女で美人の我妻さんは俺の嫁でした…! という内容。見てきた未来でオタクの友人が刑務所に入ってたのを主人公が現代に戻って未来を変えたり、クラスにきた新しい転校生と接点ができた途端に未来の嫁が転校生に代わってたり、と現代の行動と手軽に変わる未来の対比がけっこう面白い。ただこれ、週間少年マガジンなんだよな。アマゾンで表紙ポチして、送られてきた時の絶望感といったらなかった。どうせこう、カツオ形式で延々同じ話を繰り返すのだろうというのが、1巻から見て取れる。たぶん、転校生、同級生、後輩、他学校の生徒、教師、近所のOL、入院した先の看護婦と、ことごとく未来で嫁になりながらやっぱり最後に我妻さんが嫁に戻るのを、ゴールドエクスペリエンスレクイエムの如く、人気がなくなるまで永遠に見せられるに違いないと思うと、続きを買う気がおきない)
カレーの王女さま[1](おいおい、表紙にでっかく「乙カレー!!」って書いてあるから、てっきりタイトルだと思ったよ。友人に指摘されて笑ったわ…。内容はカレー漫画。となりのドワーフさん? だったかの作者の人で、それを覚えてたら読まなかったであろう一冊。そちらよりは内容がよく、日本のカレーが好きで日本に留学してきた小国の王女を筆頭に、カレー好き+カレー苦手1名がカレー関連アイテムを食べたり、カレーの歴史を語ったりするもの。ご当地カレーだけ延々解説するような内容よりも読みやすいけど、漫画としてはそこまで面白くないというのが正直なところ。個人的に気になったのは、表紙の絵の盛りが汚い)
アニキ[1](うぅ、やはりというか何というか、ビッグコミックスは基本的に悲しみが溢れてるな…父親が蒸発し、母親が他の男とどこかへ行った家庭の小学生の女の子が、左官屋の若い頭領(左官って差別用語だったかもしれんけど他に呼び方を知らん)の家に居候する話。基本、悲しいことがあってもアニキパワーでほんのりいい話で終わるし、同居人は優しくて家族の温かみがあるんだけど、女の子の心中はやっぱり居候でパパママに捨てられて悲しくて欲しいものもねだれなくて学校じゃ友達もできないというこの負のループが辛い。夕方6時のニュースみたいなじめっとした雰囲気が好きな人はオススメ)


D:つまらない(ブックオフに売却)
[PR]
by udongein | 2012-08-05 23:59 | 週間簡易漫画レビュー

今週読んだ漫画レビュー(2012/07/16週)

A:大変面白かった(続きを問答無用で買うレベル)
アマガミ[5](最終巻は主人公のイチャツキパート。定評のあった変態紳士っぷりが如何なく発揮されてて素敵。こういうど真ん中ストレート恋愛話は通常受け付けないのだが、絵のクオリティの高さに助けられて読み切れた感じがある。他の作品も、コミカライズするならこれぐらいのクオリティの高さを見せて欲しい。そういう意味で、この東雲キミキス・アマガミは120%の出来だったと思います…原作やってないのに大きいこと言ってますg)
天然格闘少女ちひろちゃん[1](ジェッツコミックスの時点でエロ系なのは確定…ってこの人あれだな。ビーチスターズっていうビーチバレーの漫画描いてた人だな。内容は、女子プロレス部のアイドルちひろちゃんが、プロレスやるたびに全裸になって開脚したり、プロレスやってなくても全裸になって開脚したりする漫画。ああ、いいじゃないかいいじゃないか。エロってのはもうこれぐらいさっぱりとご都合展開してくれた方が潔くていい。ちひろちゃんがいまいち頭が弱そうなのもいいし、絵も好み。あとはもうキャラを増やしつつ、マンネリにならないよう頑張って欲しい)
彼女の涙が雪だとしたら(はじまりのにいなの人の短編集。基本、誰かが死んだり死に掛かったりみたいな喪失系の世界観が売りらしい。こちらはそういう点こそちょい微妙と感じたものの、ジメジメもギスギスもしない、はじまりのにいなにあった前向きでキラキラした感じが出ててよかった。こちらの作者は安定っぽいので、今後の作品はチェックしていこうと思う)
ハイスコアガール[1](押切蓮介の30~40代を対象にしたゲーセンあるある話、というたれこみでそらすから紹介された一冊。押切さんのなんか幽霊にアパート貸す漫画がちょっと好みから外れてたので抵抗があったのだけど、帯の「俺より強い奴に待ちガイル。」を見て、世代的誘惑に負けて購入。待ちガイル、投げハメ、時々いる異様に強いザンギ使い、と当時のあるあるも楽しいのだが、ゲームを通じて大野さんと仲良くなっていく過程が素敵。共通の会話ができる人間ができた時の喜びや、自分の知らないゲームを本当に大好きな人間が語っているこの独特の楽しさみたいなのに、無表情な大野さんの顔がほころんでいくのがなんとも良い。2巻は即買いした)
ハイスコアガール[2](あら嫌だ、面白いワ。中学になってゲーム脳でコミュニケーション能力が著しく低下してる気がしなくもないけど、ああうん、ゲーセンっ子ってこんな感じだったよなーと思うことしきり。そして待ちに待った大野さんの帰国ですよ。このファイナルファイトの暴れっぷりに、帰国してどんだけ会いにもこなかったんだよ的な怒りが透けて見えて素敵素敵。次巻超期待)
神のみぞ知るセカイ[17](バリバリモグモグムッシャー! うめー!いくらでも飯が食えるぜーー!(ガツガツ) みたいな心境で読み進めてしまった。凄いわー恋愛イベントのオンパレード。あり得ないようなハーレム展開でも、食らってる本人の性格が違うだけでこんなにも面白いものか。そして何より今回一番のイレギュラーの破壊力が凄かった。未読の友人のためにあえて伏せるが、一番ねーなーとか思ってたキャラをこうも可愛く描かれてしまうともうたまりませんわわー! 顔に手を当てて遮ってくる仕草とかもう最強)
神のみぞ知るセカイ[18](バリバリモグモグm(ry いやー素晴らしい。予想できない展開がこれほどに楽しいとは思わなんだ。なんていうかこう、キャラ同士が密接に絡んでるせいで、誰がどう動いても楽しいわー。キャラものとして今最高の状態じゃないかしら。キャラ一人一人、中にいる女神一人一人がエンディングに作用する強力な武器を持ってるおかげで、これから先の展開が全く予想できないのが素晴らしい。眠ったままの強力な力を持つ女神も、未だに合流できていない女神も、ただ一人人間に恋をしてしまった女神も、女神の入っていなかった普通の女の子も、今誰よりも自由に動ける悪魔も、どこかで決定的な仕事をしそうで目が離せない。そして一番の難関は、女神をそろえることでも、世界を救うことでもなく、この二次元コンプレックスの男を誰が落とせるかというところがまた恐ろしい)
ばらかもん[6](おお、ラストスパートかと思ってたら、そうでもなかった。この漫画はマンネリもなく質も下がらず、じんわりした感動と妙な笑いを引き起こしてくれる良作品なので、まだまだ頑張って欲しいところ。かつて杖ついた爺さんを感情に任せて殴ったDQNが、島で接点のあったヤス婆を思い出して、同じ相手に自然に手を貸せるようになったりと、この主人公の成長の見せ方が非常に読んでて気持ちがいい。主人公の両親も渋い外見とは裏腹に理解があって面白いキャラで良し。全話通してすっきりと面白く読めて、今回も大変面白かった)


B:面白かった(続きを買うレベル)
どうぶつの国[9](そろそろ終わりかと思ってたけど、まだまだ謎の部分を垣間見せてきてる。単純な動物大戦争になってないところが良い。でもこう、このスピードでボコられてると、とてもではないがタロウザ達が最上階までたどり着ける気がしない)
ほしのうえでめぐる[2](2巻完結。予定通りだったのか打ち切りだったのかはわかりませんが、打ち切りでなかったとしたら、内容を詰め込みすぎかな、という印象。各話の時代もバラバラで、時系列もよく読まないと分かりにくいなーという印象を受けました。あとは、人物の描き分けも課題だと思います。最後に出てくるロンゲの女性が、昔の原田さんの傍にいたホワホワ髪の秘書さんの成長した姿だと気づくのに時間がかかりました。技術的な部分で色々と思うところはありつつ、相変わらず雰囲気は良し。地球外生命体とのファーストコンタクトで送られてきた物が、保冷されたアイス、っていうオチは、宇宙人を隣人としてごく身近なものに描こうとしてるこの作品らしいと思いました。何より、凄い強面のエリート艦長の爺さんがごく自然に食べて「不味い」って評してるキャラの良さが大変素敵。あと何気に、エレゴンとペタコ人形が定年退職した先生の机の上に並んで置いてある絵とか、ぐっときた。そういうシンボルアイテムの使い方のセンスとかは物凄く良いと思います。次回作も期待)
7時間目の音符(ノート)[2](安定のイチャツキっぷり。主人公とヒロインのイチャツキ部分がメインですが、それ以外の日々の進行も、取り立てて大きなイベントはないけれど、大変読みやすい。何とかコンクールだー! って盛り上がったりしない代わりに、コンクールに向かうまでの過程の日常がなんとも自然体で読みやすいし面白い。なんだろう、肩に力が入らずにさらりと読めて、じわっと面白いこの感じ)
けずり武士[2](おっと、友人に指摘されて初めて気づいたが…完結だ…これ、明らかに打ち切りだよな。残念すぎる。幕末に黒船が来て大騒ぎ、っていうのは誰もが歴史で習うけれど、その前の段階から目撃報告があって、対策を議論してきた、みたいなテーマは非常に興味があるので、読んでみたかったところ。定食屋の娘さんとの切ないやりとりも面白かったのだが…)
図書館の主[3](外人の子供の話は中々。言葉は通じないし、読んだ本の感想も全く違うけど、本を読んで思い浮かんだ情景は同じだろうっていうところが、本の内容を語り合う楽しさみたいなのを感じさせて素敵。キノコ妹の方は、あまりジメジメした展開にならないといいなぁ)
地球の放課後[6](最終巻。主人公達が選ばれた理由も、なぜ主人公達だけ2年間も放置されてきたかの理由も中々面白かった。無駄に壮大な理由をつけられるより、これぐらいの方がわかりやすいし共感しやすいと思う。そして、未来が全く変わってしまった後でも、歳を経た4人が一緒に走り去っていったあの姿は、この先の主人公達の関係を予感させて、ハーレム漫画の終わり方としても綺麗で清清しい終わり方だなーと思った。後書きに書かれてる裏設定についても、この設定が描かれてれば描かれてたで中々感動できたんだろうけど、それよりも読みやすさと進行を考えてカットしたのが好印象。内容も長さもすっきりとまとまって、文句もなく面白かったと言える良作だと思います)
マギ[13](ドゥニヤさんを特に救済なく殺しちゃう辺りは、作品イメージをしっかりと持ってる感じがして良し。紅玉さんの洗脳については、これで紅玉さんが悲しいことにならなければ、ありだと思う。あとは、シンドバットから離れたことで、アリババがもっと精神的に成長してくれれば、もっと楽しくなるだろうなーという印象)

C:いまいち(続きを買うのを悩むレベル)
G専ラフスケッチ[1](境界線上のリンボの作者の新作。キャラの雰囲気とか動かし方は似てるけれど、あれあれ、なんだろうなこの味気なさ。つまらなくはないけど、特に面白くもないというか…前作であったなんかこう、セピア色が似合うような暖かい感じの雰囲気が、現代あるある話の中で全て消えてしまってる感じがする。いや、前と同じ話を描けというわけではないのだが…ちょっと見所がないというか…)
そらが灰色だから[1](うむむ…ところどころ悪くはない…ちょっと面白味もある…だがこう、3話に1話ぐらいストーカーがメインの話なのがちょっと…。い、いや、好きな人には好きなのかもしれない。だが私には辛い。つーか、重い。指パッチンして「チェンジで」って言いたくなる)
乱と灰色の世界[4](何とは言わないけど、面白くなくなってきた。元々ゴチャゴチャした感じとハプニング系のストーリーだったから、注意してないと読むのに疲れちゃう作りだと思うんだけど、今回の学校で大暴れと虫関連の話は悪い方向だと思うなぁ。3巻の夢に入って虫を追い払う話とかはよく出来てたと思うんだが…)
はじめてのあく[16](完結。そこそこ好きな作家で、そこそこ楽しめた漫画だったので、あまり言いたくはないのだが…やはりこの最終巻に至っても、蛇足だったとしか…思えない…そんな出来。学園モノとしてきっちり卒業まで描きたかったというなら、開始を1年ずらせばよかったのではないかとすら思えるこの3年になってからの1年間の消化試合っぷり。逆にこう、あと1年やるならやるで、消化試合のショートショートやるぐらいなら、あともう一山ぐらい作ってもよかったんじゃないかと思える、このラストのオヤジが帰ってくる展開の適当さ加減。読み終わって感動もなく、というか悲しくなった。たぶんネビュロス編のあと、2話くらいの使ってハイライトやって〆てたら「けっこう見せるところは見せてくれて面白かった」とか言ってB評価にできたと思う)

D:つまらない(ブックオフに売却)
いっしょにおふろ(たいようのいえの作者の短編集。神田川の方はそこそこ。基本、友達と好きな人が被ったり失恋したり、みたいなじめっとした世界観が売りらしい。短編の中のひとつに、どうしても会いたい人に会えないから自暴自棄になって、その場で出会ったサンタクロースの着ぐるみの男と一発やってロストバージンしちゃいました、みたいな話があって、ああやばい、たいようのいえ以外の作品には基本触れないでおこうと思った)
[PR]
by udongein | 2012-07-22 23:59 | 週間簡易漫画レビュー

今週読んだ漫画レビュー(2012/07/9週)

A:大変面白かった(続きを問答無用で買うレベル)
戦国妖狐[9](はー…惚れ惚れするわ…この話、この絵、この人物…最高。将軍様がかっこ良過ぎて、ニヤニヤが止まらなかった。正に想像もつかない神展開で超満足。千夜の方の展開も素敵だった。子供らしからぬ重い宿命に、子供らしい晴れやかな笑顔で、今まで出会ってきた大人たちの言葉を思い出しながら「俺の知ってる武の極みは、笑顔だ」と言い放つこの神展開…はーやばい。涙とか涎とか鼻水とか止まらない。なんでこんな、私の好みを前から後ろから突きまくるような凄まじい話が描けるんだろう)

B:面白かった(続きを買うレベル)
イシュタルの娘[5](時期は秀吉の北条征伐に。少女漫画にありがちな時代考証のテキトーさや内容の薄さがなく、忍城攻めの様子などがしっかり詳しく、読みやすく描かれてて面白い。この作品自体が戦国時代の公家社会の戦い、という変わったテーマを扱ってるのに加えて、芸術や文化、女性といったスポットが当たり辛いものをメインにしているので、知識としても面白い)
夏目友人帳[14](レイコさんの過去の話などが少しずつ明らかに。私的に夏目の祖父=妖怪説が拭えなかったので、違うようで安心。最後の中級達の小話は妖怪らしさの出てる内容であると共に、本編と対比して「この一言があったら、レイコさんももっと…」っていう淡い仮定が透けて見えて少し切ない)

C:いまいち(続きを買うのを悩むレベル)

D:つまらない(ブックオフに売却)

マチキネマ(話にも絵にも味があるんだが、いかんせんちょっと洗練されていなさすぎる。日常を描くごく短い短編という体なのだけれど、言葉が足りなかったり途中で話題がいきなり変わったり、それが味ではあるんだけど、色々と雑に見えてしまってる)
[PR]
by udongein | 2012-07-15 23:59 | 週間簡易漫画レビュー

今週読んだ漫画レビュー(2012/07/2週)

A:大変面白かった(続きを問答無用で買うレベル)
鬼灯の冷徹[5](ハイレベル安定。よく出来た世界観と、縦横無尽に暴れまわるが如きキャラクターの妙が最高。あと、鬼灯くんの名前の付け方のエピソードも面白かった)
よんでますよ、アザゼルさん。[8](酷い。相変わらず酷い。アザゼルさんがもう、全く一ミリもブレずにクソ野郎なのがもう最高。自分の女が寝取られたことにブチ切れて、相手の男を殺そうと覚醒モードに入っておいて「めっさボコられた…たぶん覚醒とか、気のせいやったと思うわ…」とか言ってしょげ返ってるこのダメっぷりが凄い。あとこう、「心の闇さん、チィーッス(笑)」とかその嫌な奴っぷりがじわじわじわじわ笑えてきて、止まらなくなる)
孔明のヨメ。[1](面白い。内容としては史実を元に忠実に歴史を描きつつ、人物の機微や日常の会話については好きに創作してる感じ。孔明と奥さんのラブラブっぷりが中々素敵。そして、三国志のために留学までしてしまうその知識からか、さりげなく描かれてるもののひとつひとつが何とも説得力がある。弟が腹の具合が悪いから薬を作ってと言った際に、ごく自然に取り出すはかりや水差しがものっそい世界観を出してる。他にも、奥さんの回想で葬式のシーンが出た時に1コマを指して「中国の喪服は白」とかさり気なく書いてるその一文が、説明してやろうという気負いもなく、話の流れの邪魔にもならず、ごく自然に話を読みやすくしてるのが凄いと思った。三国志を読んだ人ことがある人は、ちょっと読んでみると面白いと思う)
つぐもも[8](シリアスの方はそこそこ。黒幕っぽいのがちらちら出てきてるけど、くくりちゃんが悲しいことになったりしないといいなぁ。そしてサービスシーンの方は相変わらず素敵。ついに姉ちゃんまで参戦…眼福や…眼福やでぇ)
朝まで授業Chu![3](安定。エロス。完全予約制ブルーレイも買いました。エロ本は初見が命なので、ちびちび読んでます)
天体戦士サンレッド[15](闇の王の話がひどいwww あまりの語りの面白さに本気で爆笑してしまった。あと、アーマータイガーの特訓風景も面白かった。たまにまともに助言してやってるのと、本気120%でクリーンヒットしてもかすり傷すら負ってないレッドが素敵)
奇異太郎少年の妖怪絵日記[3](いくら妖怪とは言え、女の子に対する扱いが微妙に悲しい時があるのがひどい。寝てたらデブになる妖怪とか、いやもうちょっとそれビジュアル的に隠したってやーーー! ってハラハラした。後、何気に昔出たキャラ再登場は素敵だった。加牟波理入道マジ頑張りすぎ)
トリコ[20](表紙がジジイ、ジジイ、オッサンなのに個人的につっこみたい。それはそうとして、今回はギャグ強化回。ドドリアンボムのアホ展開が大変良かった。何気に、作中で語られる「食材の声を聞いて、愛される」って意味を、凄くわかりやすく表してると思う。あと、モンチーの調理法も大好き。刺身にフライング・プレスかけてる絵の馬鹿馬鹿しさに笑いが止まらなかった)

B:面白かった(続きを買うレベル)
男子高校生の日常[6](相変わらず、日常のものっそいどうでもいい会話が面白おかしく描かれてて良い。あと、やっさんの奇行が学校中に知れ渡ってる事実に爆笑。りんごちゃんといい、顔出てる女の子のキャラの面白さが素敵)
センゴク天正記[14](石田三成と仙石の関係が中々面白く描かれてる。片や頭が良いけど人の機微や礼儀を理解しない秀才、片や頭が悪いけど場の雰囲気の整え方や物事の頼み方を熟知する馬鹿。そして、そういう人材を余さず使って、天才の守る城を落とす秀吉の描き方が非常に面白い)
タケヲちゃん物怪録[1](生まれつき不幸な目ばかりに会う少女が、不幸の果てにたどり着いた新しい住処は、妖怪達の棲家でした、というお話。人を驚かせて、驚いた拍子に漏れ出す人間の陰の気を食べるために、少女を驚かそうとする妖怪達と、不幸が重なりすぎて命の危険程度では驚かない少女。そんな少女が思わず驚いてしまったのは、戯れに妖怪が咲かせた椿の木を見て、子供の頃優しかったおばあちゃんを思い出し、幸せを感じた瞬間だった、というなんとも素敵な設定。この人の作品は相変わらず優しさに溢れております。少女の暗い生い立ちを、同情するどころか理解できないと気にも留めず、陰の気が食いたいからおまえを幸せにしてやるぞ! と能天気に宣言するその姿のおかげで、作品がさっぱり暗くなってないのが良いです。これは少女の立場としても、随分気が楽なんじゃないでしょうか。こういう暗い設定を入れながら、話の雰囲気なり方向性なりが明確に前向きなので、どこまでも安心して読める)
とよ田みのる短編集 CATCH&THROW(安定安心良い話。どこまでも優しさと清清しさを提供してくれるとよ田みのるの短編集。ラブロマや友100の原点を思わせるこの話のブレなさ振りに大変満足)
氷室の天地[1~4](元エロゲでアニメとかばんばんやってるFateの、作中で1コマ? 2コマ? 出てる女子Mobを主人公にしたスピンオフ作品。公式承認済みというのが何気に笑える。扱ってるネタがマニアック過ぎて、私程度のヲタでは半分も元ネタがわからないのが恐ろしい。何気に原作を知らなくても、ほとんど原作とかかわりがないので楽しめるし、一部の公式キャラが本編に関わらない程度に絡んでたりと、ファンにも一見さんにも楽しめる出来になってる。全く知識のない人が読んで楽しめるかと言われるとNoなんだけど、ヲタ知識にある程度理解があれば色々突っ込みをいれるのが楽しい作品)
シュトヘル[6](表面は温和だけど、目的のために冷酷に手はずを整えていく名将のおっさんの描きっぷりが素敵。そして、思想を語るユルールに対して「地に足を付けて現実を見ろ」と言うおっさん達に対して、未来からの来訪者である主人公が放つ「こいつが見てるのは、今の先のことだ!」って台詞で、こう、一気に物語の尺が広がった気がする。モンゴルの侵攻という時代を生きる人間達の中で、何の影響力もなさそうな小さな「時代の先を考える人間」がいて、それを「先の時代からきた人間」が必死に守ろうとしているこの構図が中々に壮大でワクワクしてきた)
イース[3](ちょーっと面白くなってきた。1,2巻の巻き込まれて逃げ出してグチグチして~ みたいな部分が終わって、ようやく何かを得るために「冒険する」形になろうとしてる。これこそが、我々が主人公として操作してきたアドルの本質なはずなので、次の巻からは遺跡に入りーの、ボスを倒しーの、お宝ゲットしーの、という胸躍る展開にして欲しいところ)
杜康潤のトコトコ三国志紀行(三国志が大好きで、留学までしている作者の三国志にまつわる旅巡りの本。とにかく、この行動力が恐ろしい。飛行機で3時間、電車で8時間、バスで8時間でそこから歩いて数時間かけてたどり着いた場所は、真偽すら不明の孔明にまつわる石碑があるという山。えっと…そこまでして見に行くところなんそれ…みたいな場所まで通ってるのが凄い。曹操の墓が見つかったらしい、ってニュースを見た瞬間に渡航して、現地の警備をしている人間に直交渉して、メディア非公開の部分にまで入ってしまうその凄まじい行動力と愛がただただ恐ろしい)
らいか・デイズ[14](安定安定。でも、いつ終わってもいい。スケットダンスのように、誰々の何々が気になるとかももうないし…)
たいようのいえ[6](ちょっとずつちょっとずーつヒロとの関係が変化してくのがもどかしくもあり、ほほえましくもあり。おっちゃんとしてはそろそろ乳のひとつも揉んでしまえというやきもき感はある)
ぎんぎつね[7](相変わらず素敵なもふもふ具合。神使である銀が過去の風景と今の風景を比較して時の流れを感じるシーンとか素敵。何よりセンスがいいなと思うのは、この時の銀が見た風景が神使になる前の姿で見た景色だということ。かつて、自分も流れる時の中で生きてきた時の風景を思い出すことで、なおさらもう物に触れることもできなかった現状が強調されて物悲しく見える)
グラゼニ[5](何気にスパイダースの監督が頼りなく見えて、その実けっこう決めるところをちゃんと決めてるのを見て、あーどんな名監督でも場面場面でこういう風に悩んでるんだろうなーとしみじみ思った。あと、食堂のこの子は何気に微妙な場面が多いよn)
マンガ家さんとアシスタントさんと[9](せなちゃんがなんかこう、イロモノキャラというかなんというかに…かわいそうに。みはりちゃんが思った以上にあいとに好感を持っててちょっとびっくりした)
剣客商売[13](安定、安心。陰気な女が色気があるという話は多いに賛成するところ。いまやってるファイアーエムブレム覚醒のダークマージさんの、あの胸の前で手を組む仕草とか、うつむいて視線をそらす仕草とか、獣欲をそそるもの…)
ロッテのおもちゃ![7](うおお、このエルドラドはどこやーーーーー! 母乳の出る巨乳牛獣人さんが、たまにやってきた男に子種をもらうための行列を作るような楽園は、どこの世界に行ったらあるんやーーーー俺は探すぞー本気だぞーーー)
氷室の天地[5](英雄史大戦のリベンジは中々面白かった。そうだよな、いくら戦術的な遊び方ができるカードゲームでも、リアルタイムで攻防があるならまずアクション要素を磨くべきだよな。AoCとかでも、どんだけ戦術眼があろうが、ショートカット覚えてるやつと覚えてないやつが戦ったら確実に覚えてるやつが勝つし)
金魚鉢ホロスコープ[1](一話目の奇抜さに目をつむれば、けっこう面白い。神様(っぽい)不思議少女と、髭面のおっさんと、その娘らしき幼女と、大学生ぐらいの主人公がホームレスをやって暮らしてる話。神様設定は要らないなぁと思いつつ、その設定が作品の邪魔をしてないので良し。ギャグは好みだし、読みづらさや分かり辛いところもないので、抵抗なく読めるし続きが自然に読みたい)
まじめな時間[1](死んで幽霊になってから、幽霊の視点で自分の周囲の人間のその後を追いかける話。奇跡が起きるわけでもなく、誰かにメッセージが伝わるわけでもなく、日常のほぼ全ての人に全く影響が与えられないのが、死ぬ人間死んだ人間の奇跡感動話で食傷気味だった自分には中々面白かった。押し付けがましい説教もなく読みやすいし、現世への未練がなくなってきたら成仏、ネガティブな感情を持ったら悪霊に、っていう設定もわかりやすいしよくできてる)

C:いまいち(続きを買うのを悩むレベル)
いなり、こんこん、恋いろは。[4](やっと私の見たい展開がぽつぽつと…途中までほんと読むの辛かったわ・・・変身ものってこういうジャンルなんだっけ。とにかくヒロインの壮絶なマッチポンプ振りに頭が痛くなる。まあそのおかげでヘタレ兄が頑張ってきてるので…プラマイ…マイナス100ぐらいか。これ、ヒロインとうか様に友情が芽生えなかったら、トンチキな願い事を叶えてやったのに「思ってたのと何か違う」と言われた挙句、何とか対応してやったらもりっもり神通力奪われて存在が消されかねない異常事態になるという恐ろしい話に。たかが恋愛成就になぜここまで…)
鎌倉デコフライフ[1](喫茶店を営むイケメンと、共同経営で喫茶店の半分のスペースを使って刀剣屋を営むイケメンの話。イケメン二人の絆が徐々に深まるエピソードはまあ良し。謎のトラブルメーカーや奇人が増えるのはちょっと謎。刀剣屋設定で売上が落ちたり、謎の妨害によって客足が遠のいたりと、良かったポイントを探すのがちょっと大変。そこで逆境に屈しないイケメンの姿が売りなんだろうか)

D:つまらない(ブックオフに売却)
[PR]
by udongein | 2012-07-08 23:59 | 週間簡易漫画レビュー