今週っていうか、書ききれなかった先週分がほとんどなのは内緒。
で、今週読んだ漫画はまだまだあるわけで…この文字数制限やめてもらえんだろうか。 でも、レビュー毎日書くのはつらいから、やっぱり週一ぐらいっていうね。 ちなみに、今回のレビューは「普通に面白かったもの」オンリー。 実は今週一番面白かったのはブルーレイで見た「化物語」だった。 あれは神アニメすぎ。 以下、レビュー。 ウィッチクラフトワークス(2) (アフタヌーンKC) 水薙 竜 講談社 2011-07-07 学園のアイドル全校生徒の憧れスポーツ万能才色兼備の黒髪ロンゲ巨乳の火々里さんが、ただの一般人っぽい主人公を守って戦う魔女漫画。 2巻で実は主人公の妹も魔女でーしたーーー ってなった。 えっと…面白いかつまらないかで言うと、つまらない部類かなぁ…。敵の魔女とか10人ぐらいいるけどほとんど空気で名前すら出てこなかったり、戦闘とかヒロインが一発魔法ぶっぱするだけでだいたい終わっちゃうしで、ファンタジーとしてバトル漫画としては微妙。 でも、恋愛学園物として、先の展開が気になるから次買おう度合いは、今回紹介してる他の漫画よりちょい上っていう感じ。 とにかくこう、学園のアイドル火々里さんとその親衛隊に囲まれたお食事会とか、萌え漫画としての要所はかなり押さえられてるので、敵の魔女相手に魔法ぶっ放してないで、もっと色々いちゃついてほしいところです。 チャンネルはそのまま! 4 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) 佐々木 倫子 小学館 2011-09-30 テレビ局で働く頭の弱い子を中心としたギャグ漫画。 この人の描く人物は表情豊かというか人間味たっぷりというかで、キャラが立っていて非常に面白い。 主人公の世話役みたいになってた真面目くんが部署移動。苦手なジャンルの部署でも頑張ってる姿と、それが回りにも認められてるところがいい感じ。 安定して面白いので続きは買い。 燈港(トウラン)メリーローズ 2 (花とゆめCOMICSスペシャル) 都戸利津 白泉社 2011-09-20 貴族のお嬢様が、かつての友人に会いにやってきた異国の街燈港の物語。次巻完結。 この作者の「群青シネマ」っていう2巻完結の漫画が面白かったので購入しましたが、今のところそこまでの面白さは感じていません。 かつての友人が死んだ原因の謎とかには興味が向かないのですが、ヒロインのさっぱりとして明るい性格は読んでいて楽しめます。 長編よりも短編向きの作家だと思うので、凝った設定よりももっと1話完結の話を書くべきじゃないかなーと思います。 ひまじん 4 (まんがタイムコミックス) 重野 なおき 芳文社 2007-09-07 ひきこもりニートの部屋に、会社勤めのOLが遊びに来る話。 これだけの話が現在6巻まで出てる上に、けっこう面白い。作者いわく「サボテンやテレビも登場人物の一人と見なせば、アイデアはいくらでも沸いてくる」だそうです。 確かに、友人の会社の同僚の顔はひとつも出てきませんけど、緑丸(ヒロインの育ててるサボテン)の死に様はけっこう思い出せるなぁ…と思うと、納得できるところ。 この作者の4コマは色々読みましたが、実に安定した面白さではずれが少ないので、チェックしてる作家さんです。 星河万山霊草紙(1) (KCx ITAN) 鈴木 有布子 講談社 2011-09-07 そこそこ面白かった。 樹齢うん年の樹に宿る木霊が人間と恋をする地方があり、人口の半分以上が木霊を祖先に持つという町で、いまや最後の一人(?)になった木霊とその子孫の話。 設定はけっこう読ませるところがあるし、5代前のご先祖様に対して主人公が恋慕するけど全く相手にされないのもストーリーとしては面白い。 一番の不満は、これ1巻完結でよかったんじゃねーかなーってことですね。 2巻の予告で「死んだ旦那の魂はまだどこかで生きてる!」みたいな台詞があって、1巻で顔も出てこなかった男の話を引っ張りつつ、主人公とヒロインの関係は数年後も変化なし…みたいな臭いがプンプンするのが、個人的に微妙なところ。 2巻で切るかどうかの選択かなー。 ぶれいど ぷれい 1 (ビッグコミックス) 瀬田 青丸 小学館 2011-02-26 あ、エロ本です。 オ○ニーの途中で、PCの画面に表示された謎のダイヤログの「Yes」を押したらファンタジーの世界に飛ばされました~、で君は伝説の勇者となって、魔人と貸した人間を浄化しつつ魔王を倒してくれ☆ って話です。 で、勇者の証たる聖なる力が股間に宿る。 いやあのファンタジーって言ったら何でも許されるわけじゃねーんだぞ。 …でまあ、魔人になるのは女の子限定で、聖なる力を魔人の体内に直接送り込めば浄化がされるのだああああ的な話です……ハァ あ、エロレベルとしてはけっこう高めです。女性のS率が高いので、M属性のある方オススメ。ただ、成年マークがついてない漫画の宿命として、本番シーンの描写がページ少なめなので、実用性があるかは君の持久力次第だ(死 割と好みの絵なので、2巻は購入済み。巨乳率高し。 高杉さん家のおべんとう 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ) 柳原望 メディアファクトリー 2011-09-22 4巻で人間関係に少し変化があったのが印象的。主人公が朴念仁のまま小坂さんからの好意をスルーし続けるのかと思ってましたが、主人公から小坂さんへ微妙なアプローチがありました。意外。 主人公が歳の離れた叔母の娘である久留里を引き取った時、主人公の久留里への感情は「家族ではない一回り年下の異性(美人)」で、久留里の主人公への感情は「自分を引き取ってくれた他人の叔父さん」でした。 これが4巻時点で主人公の久留里への感情は「責任を持って育てる義務のある大切な家族」で、久留里の主人公への感情は「ひとつ屋根の下で暮らしている異性」になっているのが面白いですね。 どこかでタイミングが合えば禁断っぽい恋になったかもしれないのが惜しくもあり、惜しくなくもあり。 主人公が久留里のことを異性として見てるような感じがなくなってる現在、あとは久留里がこの恋にどうケリをつけるのかが最大の見所。 BEAST of EAST 1 (バーズコミックスデラックス) 山田 章博 幻冬舎 2002-09 金毛白面九尾の狐が、古くは天竺、次には中国に乱を広めて2千年。中国の導師に力を削がれて眠っていた妖が、次は極東で目を覚まします。 帝の代変わりという国情が混乱している中で、主人公と優しい幼馴染の藻は怪異に巻き込まれ、引き離されてしまうところまでが1巻です。 日本の陰陽師の時代なのですが、完全に日本の歴史をなぞらえているわけではなく、ファンタジーな部分が色々と足されているところが特徴です。 具体的に言うと、芦屋道満や安陪晴明といったキャラが動く中で、ゴブリンやオーガといった魔物が俳諧するような世の中になっています。 それをファンタジーアレンジと見るか邪道と見るかは好みが分かれるところです。 あと、会話やナレーションが古語調で書かれているため、若干文章が読みづらいところもあります。 妖、魑魅魍魎の描き方が秀逸で、九尾狐が復活して世の中が乱れていこうとする様がよく描かれており、導入部分としては説明くささもなく、楽しんで読むことができました。 続きが読みたいんですが…amazonだと、2巻在庫がないんだよな…なぜか。
by udongein
| 2011-10-10 00:51
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