人気ブログランキング | 話題のタグを見る

修羅スキル雑感-潜龍昇天-

では、ここからは実ステータスによる例も交えた修羅のスキル解説を。

まずは修羅スキルの注目度No.1と思われる潜龍昇天から話したいと思います。

特徴としては以下の通り。
・持てる気弾の最大値を増やす
・MHP/MSPを増やす
・爆裂状態になる
・息吹以外のHP/SPの自然回復が止まる(SLによる魂付与も効果なし)
・効果中5秒に1%HPが減る


というものです。
SP消費が120と高めなので、スキルレベルが5ぐらいにならないと使い勝手が悪いと思います。
また、スキル取得の前提条件がかなり厳しいため、まっすぐに取りに行ってもレベル10になるのにjob25かかります。
とまあ、デメリット部分がかなりきついのですが、それを補ってあまりあるメリットの多さが魅力です。
修羅になる最大のメリットと言っても過言ではありません。
修羅スキルは気弾消費が多いのが特徴ですが、これさえあればそう気になるものでもありません。
また、モンク、cmpスキルも元々かなり気弾の管理に気を使ったものですが、15あればけっこう気にせず使えるため、全体的なスキルの使い勝手が格段に上がります。
モンクcmpの気弾管理の苦しさは、昔から頑張ってた方ほど身に染みていると思いますが、とにかくテンポが悪くなることだと思います。
特にコンボ型などは1回コンボ撃ったら練気~、SPが減ってきたら練気~、次の戦いのためにとりあえず練気~、ととにかく何かのアクションに練気が挟まることが常でした。PTプレイなどは、この時確実に仲間のプリの足が止まる。前衛からも置いていかれ勝ち。これが練気のないモンクになると更に地獄。
この練気の回数が減るというのは、単純に運用の面で時間短縮になるわけです。
今後、このスキルを10にしない構成で修羅を作る予定はないというぐらいの便利スキルですね。


では、このスキルを覚えた場合の具体的な特徴を解説します。








・【メリット1】MHP/MSPの増加
 MHP/MSPが最大で12%上昇します。ちょっとした増加系カード並です。
 ここで嬉しいのはMSPです。モンク系スキルはMSPに依存するスキルが幾つかあります。例えば阿修羅は全SPを消費する際のSP量で威力が上がりますし、別途紹介する吸気はMSPの割合でSPを回復します。
 特に、吸気の使い勝手を向上させるためのSP境界:800/1200の壁も潜龍を覚えるだけでかなり敷居が下がります。潜龍と吸気の関係は非常に重要なので、別途紹介予定の吸気の項目もぜひ熟読してください。
 MHPの増加も生存率の上昇になって良い感じです。

・【メリット2】無詠唱による緊急回避
 無詠唱なので、フェンアクセを持ってない時の緊急気弾作成、爆裂状態移行に大変便利です。
 この特性は必ず覚えておくと、何気に色々な状況で重宝します。
 ・多数の敵に囲まれている状況で、気弾消費スキルを使う時(瞬時に15個出せる)
 ・多数の敵に囲まれている状況で、残影を使う時(瞬時に爆裂状態になれる)
 というように、敵を倒す場合、敵から距離を取る場合の緊急手段としてかなり重宝します。

・【メリット3】爆裂状態の管理
 2012/03/24現在、爆裂状態にはタイマーアイコンがつきません。
 そのため、棚釣りなんかをやってる時、不意の爆裂切れが命取りになる場合があります。
 その点、潜龍状態はアイコンが表示されて時間管理がしやすいです。釣りで戻るタイミングの目安になったりします。

・【メリット4】気弾が増える
 スキル10で気弾が15まで持てるようになります。
 スキル構成によりますが、最大値が増える=1度の練気で使えるスキルの回数が増える です。
 例えばコンボ型cmpを考えた場合、気弾=5個なので猛龍→連柱で気弾3個消費。もう1回連柱を使うために、再度練気を使う必要が出ます。
 これが潜龍10を覚えると、猛龍→連柱が5回撃てます。伏虎を混ぜても3回。
 このテンポの良さにより、狩り方・・・主に確殺の考え方に変化が出ます。
 cmp時代に通常(100%)→三段(200%)→連打(400%)→猛龍(540%)→伏虎(540%)→連柱(1400%)の3180%を最大の確殺対象としていたのが、3180%*3=9540%までを確殺としてみなせる(人によりますしちょっと強引ですが)ようになります。
 もっと簡単に言うと、雷光弾狩りの対象が潜龍なし:雷光1確(1250%)、潜龍あり:雷光3確(4750%)になって色々と選択肢が増えます。
 また、気弾が増えることによって、練気⇔気奪が大変効率よくなります。
 cmp時代に練気消費20、気奪消費5、回復量:気弾数*7=35で1回SPが10回復していたのが、潜龍10によって練気消費20、気奪消費5、回復量:気弾数*7=105で1回SPが80回復ようになります。
 これがかなりSP回復の手助けになります。

・【デメリット1】HPが減少していく
 効果が切れるまでに165秒。5秒間で1%HPが減るので、1回使うと増加したMHPの33%が削られることになります。
 これを絶対値で計算して、スキル増加分12%を引くと、スキル使用後はスキル使用前から25%を消費する計算になります。
 何気にプリの負担にもなりますし、ソロプレイの場合でもけっこう思った以上にHPが減ってたりするので、管理がちょっと大変になります。

・【デメリット2】HPSPが自然回復しない
 スキル使用中は自然回復が-100%になります。
 これを補うために練気⇔気奪なんかをするわけですが、味方プリからすればマニピ管理に気を使ったりと、色々と気を使わせるようです。
 狩りの途中で練気⇔気奪をやってるとテンポも悪くなりますし、教授の人への供給依頼も増えるので、けっこう維持が大変です。
 ちなみに自然回復が-100%なのでエギラ靴を装備すれば自然回復するようになったりするのですが、現状の私のステ程度だと1秒間に4回復とショボい結果になりましたので、最低でもアクエンCぐらい装備しないと問題の解決になりません。

・【メリット?】重量上限が89%に
 HPSPが自然回復しなくなるデメリットと、気弾が増えたことによる自家発電のやりやすさによって、大体の修羅は常時潜龍状態になります。
 こうなると、重量が50%超えている状態と何ら代わりがないので、例えば狩場で重量が50%を超えても「いや、何もスタイル変わらないし?」みたいな感じで平然と狩りが続けられます。
 メリットではないのですが、ちょっと開き直りにも似た運用ができるということで・・・



というわけで、デメリット部分もちょっと見逃せないところはあるのですが、使わずにいられないメリットの数々がありますので、必須スキルと言って良いと思います。
スキルの取り方としては、ソロ中心で雷光を覚える予定があるなら先に雷光を覚えた上で一直線に取ってjob30で10に。
点穴-活-を覚えるとソロでもPTでも活躍できるので、棚釣り予定の人は先に活を覚えてjob39で10に。
いずれにせよ、取る順番によって攻撃、防御が不足してくるので、よく考えてから振りましょう。
ちなみに私の場合は爆気型を目指していたので、job25で潜龍を、job26で吸気を、job28で爆気を28にしました。
棚釣りで上げる場合、活がないとあからさまにがっかりされるので、この場合でも先に活を取ってしまった方がよかったと思っています。


では次回は、SP管理の救世主:吸気について語りたいと思います。
by udongein | 2012-03-24 10:44 | RO & ROGM


<< とあるRO廃人の家計簿(4) あ、どうも・・・ >>