来月の新刊



01 かりん(5)
10 リリアとトレイズ1 そして二人は旅行に行った(上)
11 鋼の錬金術師(10)
17 Pumpkin Scissors(3)
18 金色のガッシュ!!(20)
23 セラフィック・フェザー(9)
26 苺ましまろ(4)

 今月は更に買う本が少ない。いいのか悪いのか。



○かりん
 前の巻で、自分の恋心に気付いた主人公。
 でも、主人公は吸血鬼。昼間に生活できるとはいえ、血の衝動に耐えられなくなって好きな人を押し倒してみたりと、「普通」とは違います。そのことを気にして涙する、前回のラストはよかったです。
 彼女のそういう距離を置きたがるところは、吸血鬼として不完全な「落ちこぼれ」なところもあると思います。でかいコンプレックスがあると、自信のない性格になっちゃいますしね。
 これからは、逃げる主人公との距離を詰めて、コンプレックスを解きほぐして……となるんでしょうが、安易な展開にさせないのがこの作家のいいところ。楽しみにしてます。


○リリアとトレイズ
 時雨沢恵一の新作。
 キノもアリソンも旅行記風ですが、今回も副題にしっかり「旅行」と書かれてますね。
 アリソンは1巻までしか読んでませんが、かなり面白かったです。キノの旅は言わずもがな。
 今度の作品も期待してます。


○鋼の錬金術師
 9巻の「次回予告」で死刑宣告食らってるようなキャラが。おお、テリブル(恐ろしい)・・・
 後、焔の錬金術師にローストされた彼女、やっぱり生きてるんでしょうか。展開的には生きてるっぽいし、ロイもアームストロングのおっさんにメモ見せてた感はありますが、状況や証拠から見ると無理くさいと思うので、彼女はきっちり死んでてくれた方が、物語の嫌味が出ていいと思う。ひでぇ
 あの状況だと、ほんと何人死ぬか検討もつきません。楽しみですが、テリブル(恐ろしい)…


○Pumpkin Scissors
 まだ一巻しか買ってませんが、面白い話。
 「存在しない部隊」の生き残りである主人公が、ふとした縁から戦災復興部隊に入ることになり、活躍するもの。
 作品全体が暗くなりがちなのを、貴族生まれのお嬢様士官が一声で吹き飛ばす、よくできた作品です。
 むしろそちらがメイン?
 蒼いランタンをつけた瞬間、ゾンビのように歩き出す主人公。演出描写はかっこいい。それを見た敵の台詞も震えるほどハマってる。
 でも、坑道が潰された時、ランタン付ける必要はあったのか。水戸黄門の印籠よろしく使われたのでは、せっかくの演出も台無しです。
 そこを補うのがお嬢様だと思うので、1巻ラストの話みたいに安易にランタン付けずに、ここぞという時のシメに使ってほしいです。


○金色のガッシュ
 ワンパターンながら、面白いと感じさせる作品。でも、ワンパターンだから展開に特別感想が書けない(ぉ
 あえて言うなら、最近ガッシュ負けすぎ。
 主人公を噛ませ犬にする作品て、あまりないんじゃなかろうか。
 しかし、この漫画はギャグ漫画として楽しめるので、好きです。


○セラフィック・フェザー
 説明がかなり足りない漫画です。
 一巻だけに限っても「ヒロインが死亡→再生した理由」「星人とはどういう存在か」「星人がアペプに操られる理由」「主人公とヒロインの関係」「主人公とマザクさんの関係」などの話が、エピソードこそあれ、8巻まででほとんど説明されてない。
 この「場面は見せるから、自分で考えろ」っていうのは、読む人によっては苦痛なんじゃなかろうか。
 ラストの方で一気に種明かしするのかもしれないけど、後に詰め込むよりも小出しにして、ラストで更に一工夫、の方が読んでる方はすっきりすると思う。
 何より、「最後まで読んで感動する」人よりも、「途中で展開についていけなくなって、手放す人」のが多そうだと思うのは、余計なお世話かな?
 うたたねひろゆきの作品は、大体こんな感じです。本人は味と思ってるかもしれないけど、これは多分に欠点だと思う。どうも読んでてすっきりしない。
 それでも面白いんですけどね。
 面白いけど、展開に置いてけぼり食らってる感があるので、今回はもう少し説明があるといいなぁ。


○苺ましまろ
 取り立てて感想を言うものでもなく。
 日常を描く話だから、話がどれだけ面白くても、「次の展開はどうなるの!?」ってのとは無縁ですから。
 好きなのに「どこが好き?」って質問に、答えられないのがもどかしい(笑



 今月は少ないなぁ。
 スーパーダッシュ文庫とか、富士見とか、気になる作品はあるものの、食指が動くほどでもないというか。
 …歳か?
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by udongein | 2005-02-11 12:32 | レビュー


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