まな板の
音が欲しい。
トトトトトッ、ではなくてトントントン、の奴が。
そのまま二度寝する確率大ですが、あれは癒し系の音だなぁと思ってみたり。
故郷が恋しいのか?
いや、たぶん違うはず。
後はあれ。地味に好きだったのが、うちの犬の歩く音。
足の短い奴が、チャッチャッチャッと歩く音が好きだったんですよ。
なんかこう、
「頑張ってる」って感じがして。
さらに「猫の喉の音」(ゴロゴロ~って奴)もいいなぁと思ったけど、あれは単体で聞くと怖いかもしれない。猫が目を閉じて、あの音を出してるから癒されるんであって、あの音単体だと
別のものに聞こえる可能性がある。
それと同じ音だと、「風鈴」とかもタブーですね。
風鈴や鈴みたいな金属音っていうのは、非日常的な音――ノイズですので、あの音だけ流すCDとかあったら
たぶんストレスになる。
水滴の垂れる音とかもそう。
あと、雨音は絶対ダメですね。
雨の音っていうのは、聖書で
「女の話し声は、雨音の如くかしましい」と言われるほど嫌われています。
雨音を三日三晩聞かせ続けるという
拷問もありますね、そう言えば。
そういうわけで、心地よい音もシチュエーションが大事です。
だからたぶん、まな板の音も
独り身を再確認して鬱になる人が出る、
諸刃の刃。素人にはオススメできない。